山寺宏一、山口勝平、井上和彦、大塚明夫、梶裕貴、佐久間大介が出演する朗読劇「Reading Echoes 『FIEND/FRIEND in 20faces』」が、2025年1~2月に東京と大阪で上演されることが決定した。
古今東西の名作ミステリー作品を舞台化する長期プロジェクト「ノサカラボ」によって上演される同作では、江戸川乱歩の代表作「少年探偵団シリーズ」の第1作「怪人二十面相」をモチーフとして、名探偵・明智小五郎と弟子の小林芳雄が、大怪盗・怪人二十面相と対峙する姿が、オリジナルキャラクターを交えて描かれる。
変装の名人・怪人二十面相こと遠藤平吉役を山寺と山口が、探偵の明智役を井上と大塚が、それぞれダブルキャストで担当。明智の助手である小林役を梶が演じ、物語のキーマンとなるオリジナルキャラクターで、涙もろく情にあつい警官役を佐久間が務める。
演出・構成は「ノサカラボ」の代表としてアガサ・クリスティ作品や神津恭介シリーズなどを手がけてきた野坂実、脚本は演劇ユニット「Mo’xtra」を主宰する須貝英が担う。
1月30日~2月2日に東京・シアターミラノ座で8公演、2月6~9日に大阪・クールジャパンパークWWホールで7公演を行う。チケット価格は9800円、11月28日~12月8日にプレイガイド一次先行抽選、12月12~16日にプレイガイド二次先行抽選を受け付ける。先着制の一般販売は12月21日午前10時から。
キャスト陣と野坂からのコメント全文は以下の通り。
【山寺宏一(怪人二十面相/遠藤平吉役)】
「逮捕だー」と怪盗を追いかける側から追われる側に。声優界の怪人二十面相を目指してきた僕にとって(笑)、今回の朗読劇は本当にうれしくてたまりません。
ただ、二十面相は誰に変身しているのかわからないのが面白いのであって、それを朗読劇でやる場合に怪人二十面相役として出ているのですぐバレてしまうんじゃないか? はたまた変装した際は別の人が演じるならば僕はほとんど出番がないのでは? なんてことをこの話を聞いた時に思いました。一体それをどういうふうに舞台で実現させるか、乞うご期待です!
最高のメンバーでお待ちしておりますのでぜひ劇場に足を運んでください。
【山口勝平(怪人二十面相/遠藤平吉役)】
今回は怪人二十面相として東京と大阪でみなさまをお待ちしております。
わたしのマジックと二十の顔を、ぜひお確かめにいらしてください。では劇場にて。お楽しみに!
【井上和彦(明智小五郎役)】
子供の頃からワクワクした怪人二十面相を題材にしたお話。そのなかでも、大好きな明智小五郎をやらせていただけるのでとてもうれしいです。
私の舞台でも演出をしていただいている野坂さんの朗読劇、その上キャストも超豪華! 楽しみで仕方ないです。たくさんの方に観ていただきたいです。
【大塚明夫(明智小五郎役)】
明智小五郎と言えば古来怪人二十面相を追い詰めるという役回りでございますが、小林少年とタッグを組んで今回も二十面相をとことんまで追い詰めてできればひっ捉えてしまいたい、その立ち位置で勇ましく臨むと思います。
みなさん、今までにない話だと思いますのでどうぞご期待ください。そして一緒に劇場で素敵な時間を過ごしましょう。お待ちしております。
【梶裕貴(小林芳雄役)】
以前「ノサカラボ」に出演させていただいた時に感じた、唯一無二の刺激と興奮たるや! その感動を味わうチャンスを再び頂戴できたこと、心から幸せに思います。
常日頃から尊敬し、お慕いしている大先輩方との共演……そして、念願の佐久間大介くんとの共演を存分に楽しみたいと思います。今からワクワクが止まりません!
【佐久間大介(オリジナルキャラクター役)】
名だたる声優のみなさんと肩を並べて今回出演させていただくこの朗読劇。演出の野坂さんが本当にいろんなお客さんをアッと驚かせる演出をつけることが好きな方なので、ぜひ観にきてくださった方は幸せな気持ちになれると思うので楽しみにしていてください。
【野坂実(演出・構成)】
佐久間くんとは、6年前の舞台公演で僕が演出した時以来です。彼の人柄にものすごく惚れ込んでしまって、どうしても佐久間くんと一緒にやりたいという気持ちで、この企画を立ち上げました。
ノサカラボでこの演目をやるにあたり、どういうキャスティングをすればときめくのかと、頭を悩ませて考え、僕が個人的にすごく尊敬をしていて、前から何度も一緒にやってきている頼りになる素敵な声優さんたちにお声をかけさせていただきました。みなさん快く引き受けてくださり、とても感謝してます。
脚本制作には僕も入り、ドンデン返しにつぐドンデン返しの脚本を用意してます。朗読劇を新たなエンターテインメントとしてお観せすることができると思っています。
このメンバーで豪華絢爛なものをやりますので、ぜひ楽しみにしていてください。