松山ケンイチ、染谷将太が主演を務める福田雄一監督作「聖☆おにいさん THE MOVIE ホーリーメンVS悪魔軍団」の主題歌が「Mrs. GREEN APPLE」の書き下ろし新曲「ビターバカンス」に決定し、本予告(https://youtu.be/CrsTsZ-0QXw)が公開された。
原作は、異色のギャグ漫画「聖☆おにいさん」(著:中村光氏/講談社「モーニング・ツー」連載中/既刊21巻)。“神の子イエス”と“仏の悟りを開いたブッダ”が東京・立川の風呂なし・6畳一間のアパートでふたり暮らしをしながら、下界でバカンスを満喫する日常を描き、累計発行部数1700万部を超える大ヒットとなった。2018年には、山田孝之が製作総指揮、松山と染谷が主演、福田監督が脚本を手がけ、ドラマ化された。
映画版では、原作者の中村氏が映画化のために描いた長編シリーズ「スクリーンへの長い途(みち)」を実写化。下界でのバカンスを奔放に楽しむ神の子・イエスを松山、主婦並みにお金を気にするブッダを染谷が、それぞれ魅力たっぷりに演じる。さらに、Team天界のメンバー役で賀来賢人、岩田剛典、白石麻衣、勝地涼、佐藤二朗、仲野太賀、神木隆之介。Team悪魔ファミリー役で窪田正孝、山本美月、桜井日奈子、中田青渚が出演する。令和の新たな女子ーズとして、川口春奈、吉柳咲良、田中美久、森日菜美、安斉星来が参加し、山田孝之、ムロツヨシ、藤原竜也の出演も発表されている。
主題歌を担当したのは、13年の結成以来、ヒット曲を連発している「Mrs. GREEN APPLE」。昨年、「ケセラセラ」で第65回日本レコード大賞を受賞し、第74回NHK紅白歌合戦にも初出場を果たした。
書き下ろし主題歌「ビターバカンス」の作詞・作曲を担当した大森元貴は、原作「聖☆おにいさん」の大ファンで、中学生の頃から新刊が出るたびに買って読んでいたという。「ブッダとイエスの癒され日常から我々も学ぶものがある」と語り、「根を詰めがちな人々ですが少しでもホッと、肩の力が抜ける瞬間があるといいのだろうと。そういう1番大切なバカらしさみたいなものを曲にしてみました」と楽曲に込めた想いを明かした。
「息が詰まるような日々が続いたら ちょっぴり休めばいい 休めばいい 休んじゃえばいい」というフレーズが印象的な主題歌「ビターバカンス」を試聴した松山と染谷は、聞き終えて開口一番「めっちゃいい曲!」と絶賛。「休んじゃえばいいってありがたい言葉だよね」(染谷)、「休む=バカンスを取るということをポジティブにとらえていいんだよね」(松山)と歌詞に共感を示し、「映画観終わった後に流れる曲としてとても楽しみ」(松山)、「映画館を出た後、気持ちいい景色になりそう」(染谷)と喜んだ。
主題歌「ビターバカンス」の音源が使用された本予告では、松山演じるイエスと染谷扮するブッダが錚々たる豪華俳優陣を紹介。ほのぼのとした日常を飛び出して、激しい戦いに挑むイエスとブッダ、キューティーに変身するマーラのキラーショットも収められ、本編への期待が高まる映像となっている。
「聖☆おにいさん THE MOVIE ホーリーメンVS悪魔軍団」は、12月20日に全国東宝系で公開。「Mrs. GREEN APPLE」の大森のコメント全文は以下の通り。
【「Mrs. GREEN APPLE」コメント】
聖☆おにいさんは原作からの大ファンでして、中学生の頃に書店で新刊が出るたびに買って読んでいました。
この度お話をいただき、すごく運命的な何かを勝手に感じております。
ブッダとイエスの癒され日常から我々も学ぶものがあり、根を詰めがちな人々ですが少しでもホッと、肩の力が抜ける瞬間があるといいのだろうと。
そういう1番大切なバカらしさみたいなものを曲にしてみました。
休んじゃえばいい!
現代人頑張りすぎだ!
休んでからの責任としわ寄せは、その時の自分が考えればええ!
決して無責任なのではなく、責任と向き合うためのお暇が、心安らぐ時間が、皆様に少しでもありますように。
大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)