米ロック界の重鎮、ブルース・スプリングスティーンのツアーに密着したドキュメンタリー「ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンド Road Diary」の予告編(https://youtu.be/0zSkIyXIWro)が披露された。現在75歳、いまも音楽界を牽引し続ける“The Boss”ことスプリングスティーンからは、「今後も続けるよ。身体が動いてファンがいる限り」と、生涯現役宣言とも受け取ることができる発言が飛び出している。
米ロックの歴史において金字塔と名高い傑作「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」のリリースから40周年を迎える2024年、スプリングスティーンは、過去50年にわたり歩み続けるバックバンド「Eストリート・バンド」との世界ツアーを敢行中だ。約3時間にわたる公演で、60曲近くを歌唱する驚異のセットリストに加えて、多数のサプライズゲストが登場しており、各国のファンを魅了している。
本作は、そんな彼らのワールドツアーの舞台裏にスポットを当てたドキュメンタリー。スプリングスティーン本人がセットリストを通じて語りたいストーリーを構築していく様子、バンドのリハーサルやバックステージなど、貴重なツアーの裏側に密着し、ツアーやこれまでの活動を振り返る。
また、「Eストリート・バンド」の貴重なアーカイブクリップもちりばめながら、生と死、喪失、コミュニティといったテーマが描かれているのも見どころで、スプリングスティーンの創作過程における新たな扉を開く重要な一章となっている。スプリングスティーン本人が、ナレーターも担当。「ブルース・スプリングスティーン Letter to You」「スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ」など、過去にも関連作品を数多く手がけてきたトム・ジムニーが監督を務める。
予告編では、スプリングスティーンが、バンドとのリハーサルで大切にしていることについて、「しっかりと意思疎通をはかること、そしてライブでのリズムだ」と明かす。16歳の時から自分の一部であり、自分の存在意義でもあるというライブパフォーマンスには、入念なリハーサルとバンドとの信頼関係が重要であると明かしている。デビュー以来、ファンを鼓舞し、感動を与え続ける“音楽とバンドの魔法”について、生ける伝説であるスプリングスティーンが語る、音楽ファン必見のドキュメンタリーに仕上がっている。
「ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンド Road Diary」は、10月25日から、ディズニープラスで配信される。