シンガーソングライターでポール・トーマス・アンダーソン監督作「リコリス・ピザ」(2021)で映画デビューしたアラナ・ハイムが、新作映画2本に立て続けに出演することが決まった。
米ハリウッド・レポーターによれば、そのうちの1本はケリー・ライカート(「ウェンディ&ルーシー」)監督・脚本、ジョシュ・オコナー主演の「The Mastermind(原題)」。同作はベトナム戦争やアメリカでの女性解放運動に火がついた時代を背景にした美術品強盗の映画になるようだ。すでに撮影はスタートしている。
もう1本は、クリストファー・ボルグリ(「ドリーム・シナリオ」)監督・脚本、ゼンデイヤとロバート・パティンソンが主演する「The Drama(原題)」。A24とアリ・アスターの製作会社スクエア・ペグが共同プロデュースする同作は、結婚を控えたカップルが思いがけない事態に直面するという恋愛映画のようだ。こちらは今月末に撮影がスタートする。
なお、ハイムは「リコリス・ピザ」のアンダーソン監督によるタイトル未定の新作にも出演している。レオナルド・ディカプリオが主演する同作は、2025年8月8日に全米公開の予定。