ニコラス・ケイジ主演、製作にA24と鬼才アリ・アスターが名を連ねるスリラー「ドリーム・シナリオ」の本編映像が公開された。
北欧の異才クリストファー・ボルグリ監督が務めた本作は、ごく普通の暮らしをしていた大学教授が何百万人という人の夢の中に現れ、平凡な日常が悪夢へと変わるドリーム・スリラー。米批評サイトRotten Tomatoesでは91%Freshの高評価を獲得し、第81回ゴールデングローブ賞(ミュージカル・コメディ部門)の主演男優賞にケイジがノミネート。ケイジ自身も「私のキャリアの中でも最高の演技であり、最高の作品だ」と語っている。
このほど公開された本編映像は、ポールが夢に出てくる現象について記されたとネット記事をきっかけに、SNSでポールにメッセージが殺到するシーンから始まる。「もう眠りたくない」「なぜ夢に出てくる?」など山ほどのメッセージがポールのもとに届き、その中にはメディアからの取材依頼まで。思わぬ反響に喜ぶポールに対し、妻ジャネットは「行動する前によく考えるべきだ」と言うが、気を大きくしたポールは妻の忠告を無視し、テレビ出演まで果たしてしまう。テレビのインタビューでも「(なぜ自分が人々の夢に出てくるのか)わかりませんが、私は特別なんでしょう」と調子よく語るポールが切り取られており、その様⼦を見た家族も不安げな表情を浮かべており、今後のポールの動向が気になる。
11月22日から新宿ピカデリーほか全国公開。ムビチケカードがオンライン、各劇場で発売中。“夢にまで見たニコラスアクキー”と題したアクリルキーホルダーが特典だ。※特典はカードタイプのみ付属、数量限定