トム・ホランド主演「スパイダーマン」シリーズの第4弾がいよいよ始動する。主演のホランドが複数のメディアで製作開始を明らかにした。
米トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー」に出演したホランドは「製作が決定した」と報告。「すべての準備は整っており、もう少しで始動する。本当に楽しみにしている」と期待を語った。
「リッチ・ロール・ポッドキャスト」では、共演者のゼンデイヤとともに脚本を読み終えたことも告白。「3週間前に脚本を読んで、その内容に大興奮した。ゼンデイヤと一緒にリビングで脚本を読みながら、思わず飛び上がるほど。これはファンが望むクオリティの作品になると確信している」と手応えを示した。
さらに、米情報番組「グッド・モーニング・アメリカ」では「アイデアが斬新なんだ。これまでとは一味違う作品になるけど、ファンは必ず気に入ってくれるはず」と自信をのぞかせている。
スタッフ陣にも注目すべき変更がある。監督は前3作を手掛けたジョン・ワッツから、「シャン・チー テン・リングスの伝説」で高い評価を得たデスティン・ダニエル・クレットンへの交代が報じられている。
脚本は引き続きクリス・マッケナとエリック・ソマーズが担当。プロデューサーにはマーベル・スタジオのケビン・ファイギと元ソニー・ピクチャーズのエイミー・パスカルが名を連ねる。
前作「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」(2021)は、トビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールドという歴代スパイダーマンの共演という斬新な展開で、世界中の観客を魅了した。最新作ではどのような驚きが用意されているのか、早くも期待が高まっている。