「ラスティン ワシントンの『あの日』を作った男」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたコールマン・ドミンゴが、米ミラマックスの新作「Scandalous(原題)」を監督することがわかった。
米Deadlineによれば、本作はアルフレッド・ヒッチコック監督作「めまい(1958)」で一躍人気スターとなったキム・ノバクと、20世紀のアメリカを代表するエンターテイナーのサミー・デイビス・Jr.を描くもので、人種差別による偏見が強かった時代に密かに恋愛関係にあった1957年の2人に焦点を当てる。
新作「Scandalous(原題)」は、大ヒットドラマ「ユーフォリア EUPHORIA」でドミンゴと共演しているシドニー・スウィーニーがノバク役、「エイリアン ロムルス」のデビッド・ジョンソンがデイビス役を演じる。スウィーニーはプロデュースも手がけるとのこと。本作は、ドミンゴとスウィーニーが「ユーフォリア EUPHORIA」シーズン3の撮影を終え次第、クランクインすると見られている。なお、ドミンゴはジャズシンガー・ピアニストのナット・キング・コールの伝記映画で監督・主演を務めることも決まっている。