2024年10月21日~27日(集計期間)の「映画.comアクセスランキング」を紹介します。これは総合映画情報サイト「映画.com」において、すべての作品ページの中で、この1週間のアクセス数が多かった順の人気ランキングです。
柳葉敏郎主演で描く映画2部作の前編「室井慎次 敗れざる者」が3週連続で首位をキープしました。後編「室井慎次 生き続ける者」が11月15日から公開されるのに先駆け、11月8~10日に前編上映の全国381館で先行上映されることが発表されました。また前編のヒットを記念し、2012年に放送された「踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件」が、11月10日午後7時からフジテレビ系で地上波放送されることも決定しています。
自主製作の時代劇コメディ「侍タイムスリッパ―」が拡大公開後もアクセスが伸びて順位を上げ続け、遂に2位にアップしました。
3位には、10月25日公開の新作「八犬伝」が前週の11位から順位を上げています。山田風太郎の小説「八犬伝」を役所広司主演、内野聖陽共演、曽利文彦監督のメガホンで映画化。里見家の呪いを解くため運命に引き寄せられた8人の剣士たちの戦いをダイナミックに活写する“虚構”パートと、その作者である江戸時代の作家・滝沢馬琴の創作の真髄に迫る“実話”パートを交錯させて描くエンターテインメント大作です。公開記念舞台挨拶が27日に都内劇場で行われ、役所と内野、曽利監督に加え、共演の渡邊圭祐、鈴木仁、板垣李光人、水上恒司、栗山千明が登壇しました。
「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」は4位。「まる」が5位、「ボルテスV レガシー」が6位にそれぞれ順位をひとつ上げました。7位は「ラストマイル」で、「シビル・ウォー アメリカ最後の日」が8位となっています。
9位には、10月18日公開の「ソウX」が前週の13位からアップ。猟奇殺人鬼ジグソウが仕掛けた死のゲームを描くスリラー映画「ソウ」のシリーズ第10作です。
そして同日公開の「破墓 パミョ」も前週の14位から10位にアップしました。「オールド・ボーイ」のチェ・ミンシク、ドラマ「トッケビ 君がくれた愛しい日々」のキム・ゴウン、さらにユ・ヘジン、イ・ドヒョンの共演で、2人の巫堂(ムーダン=朝鮮半島のシャーマン)と風水師、葬儀師が掘り返した墓に隠された恐ろしい秘密を描き、韓国で観客動員1200万人の大ヒットを記録したサスペンススリラーです。