米20世紀スタジオが「エイリアン ロムルス」の続編と、「プレデター」の新作となる極秘企画を準備していることがわかった。
20世紀スタジオのスティーブ・アスベル社長が米ハリウッド・レポーターに語ったところによると、「エイリアン ロムルス」(2024)のフェデ・アルバレス監督が続編に着手しているという。「エイリアン ロムルス」はリドリー・スコット監督による1979年の傑作「エイリアン」のその後を舞台に、エイリアンの恐怖に遭遇した若者たちの運命を描くSFサバイバルスリラーで、デビッド・ジョンソンとケイリー・スピーニーが主演した。続編にはジョンソンとスピーニーが再び主演する見込みだという。
「プレデター」シリーズに関しては、SFホラーアクション「プレデター ザ・プレイ」(2022)のダン・トラクテンバーグが監督、エル・ファニングが主演する新作「Predator: Badlands(原題)」がすでにクランクアップしているほか、トラクテンバーグ監督による別の「プレデター」映画となる極秘企画もすでに撮り終えているようだ。
20世紀スタジオは、米Hulu史上最高の初回視聴数を記録し批評家からも賞賛された「プレデター ザ・プレイ」の後、トラクテンバーグ監督と「プレデター」ユニバースの拡大を計画してきた。新作「Predator: Badlands(原題)」のプロットは不明だが、「プレデター ザ・プレイ」の続編ではないとのことで、2025年11月7日に全米公開の予定となっている。また、詳細が一切明かされていない「プレデター」の別の新作映画は、「Predator: Badlands(原題)」よりも先に来年リリースされるようだ。さらに、アスベル社長によると過去の「エイリアンVS.プレデター」映画とはまったく異なる形で「エイリアン」と「プレデター」を同時に描く新作の構想もあるという。