「トップガン マーヴェリック」のフェニックス役で注目を集めたモニカ・バルバロが、ベストセラー作家ドン・ウィンズロウの小説「犯罪心得一の一(クライム101)」を映画化する新作に出演すると米Deadlineが報じた。本作は、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、バリー・コーガン、ハル・ベリーの出演がすでに決まっている。
原作は、ウィンズロウ著の中篇集「壊れた世界の者たちよ」に収録されている一篇。米西海岸一帯を荒らす宝石強盗団と、彼らとコロンビアのカルテルとの繋がりを疑う警察の攻防のなかで、ルー・ルベスニック刑事は最後の大仕事を狙う犯人の一人に的を絞る。マイケル・マン監督「ヒート」(アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ主演)を彷彿させるクライムストーリーだ。
米アマゾンMGMスタジオが製作する新作「Crime 101(原題)」は、バート・レイトン(「アメリカン・アニマルズ」)が、ピーター・ストローハン(「裏切りのサーカス」)と共同執筆した脚本をもとに監督を務める。英ワーキング・タイトルのティム・ビーバンとエリック・フェルナー、米ストーリー・ファクトリーのシェーン・サレルノ、レイトン、ヘムズワースがプロデュースし、2025年に劇場公開を予定している。
バルバロは、ティモシー・シャラメが若き日のボブ・ディランを演じる伝記映画「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」(ジェームズ・マンゴールド監督)に出演。女性シンガーソングライターの第一人者としてフォーク界に多大な足跡を残した伝説的アーティスト、ジョーン・バエズを演じており、絶賛の評が集まっている。同作は全米では12月25日から公開、日本では25年2月28日から公開。