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「十一人の賊軍」山田孝之ら10人の賊&白石和彌監督がアーティスト「SHIBATA」としてデビュー! 松隈ケンタがプロデュース

映画.com 2024年11月1日 5時0分

 映画「十一人の賊軍」に出演する山田孝之、尾上右近、鞘師里保、佐久本宝、千原せいじ、岡山天音、松浦祐也、一ノ瀬颯、小柳亮太、本山力と、白石和彌監督が、10月18日にデビュー曲「品後論庇護呂(読み:ピンゴロンピゴロ)」を発表した謎のアーティストグループ「SHIBATA」であることがわかった。「SHIBATA」のレコーディング風景を収めたメイキング映像と、MVメイキング映像が公開された。

 「孤狼の血」シリーズのチームが再結集し、山田と仲野太賀が主演した「十一人の賊軍」は、「日本侠客伝」シリーズ、「仁義なき戦い」シリーズなどで知られる名脚本家・笠原和夫が1964年に執筆した幻のプロットを映画化したもの。明治維新の中で起きた戊辰戦争の最中、新発田藩(現在の新潟県新発田市)で繰り広げられた歴史的事件・奥羽越列藩同盟軍への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた11人の罪人たちが「決死隊」として砦を守る任に就くさまを描く。

 アーティスト名の「SHIBATA」は、作品の舞台となった新発田藩に由来。「SHIBATA」のデビュー曲「品後論庇護呂」は、10月18日に楽曲配信が開始され、MVも公開されたが、これまでその正体は謎に包まれていた。「新しい学校のリーダーズ」などの音楽グループのサウンドプロデュースから、劇伴の楽曲提供まで幅広いジャンルを手掛ける松隈ケンタが完全プロデュースし、デビュー曲の作詞・作曲も手掛けた。

 メイキング映像には、山田、尾上、鞘師、佐久、千原、岡山、松浦、一ノ瀬、小柳、本山、そして白石監督のレコーディング風景が収められている。和気あいあいとした雰囲気のなか、予想外の歌声を披露する姿、レコーディングに初挑戦する様子など、新たな一面を見ることができる。

 さらに、「品後論庇護呂」のMVに、なつ役で映画初出演を果たした鞘師がダンサーとして参加していたことも発表された。鞘師は11年に「モーニング娘。」の9期メンバーとしてデビューし、15年にグループを卒業。その後、17歳でダンスと語学を学ぶために単身ニューヨークに留学し、7月には1stアルバム「Symbolized」をリリースした。鞘師本人によると今回のダンスはわずか30分で覚えたといい、メイキング映像には真剣な表情で練習に挑む様子が収められている。

 「十一人の賊軍」は11月1日より全国公開。

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