人気ゲーム「ポケットモンスター」をアニメ化する「POKÉTOON」シリーズの最新作「Romanticスパイス カプサイジ伝説」が、「ポケモン公式YouTubeチャンネル」やInstagram、TikTokで公開されている。
「POKÉTOON」は、作品ごとに1匹のポケモンにスポットを当て、その魅力を最大限に引き出すショートアニメシリーズ。2020年の「ズルッグとミミッキュ」を皮切りに公開された前シリーズの8作品は、全世界で8200万回以上再生されており(24年9月4日時点)、9月から毎週水曜日に公開中の新シリーズには、横型アニメ4作品に加え、手軽に楽しめる縦型アニメ4作品がラインナップされている。
新シリーズ全8作の7作目となる「Romanticスパイス カプサイジ伝説」は、主人公の少女・アキラと噛み癖があるハバネロポケモン・カプサイジが、仲違いと仲直りを繰り返しながら、次第に心を通わせていく姿を描く1分間の縦型アニメ。「もしも1980年代に『ポケモン』があったら」というコンセプトのもとに制作され、キャラクターデザインや演出なども往時を思わせるものになっている。
今作では、カプサイジ役を井上喜久子、アキラ役を井上ほの花が担当し、親子での共演が実現した。作中で流れるイメージソング「ワガママな辛さ」は真田彩香が歌っている。監督はテレビアニメ「ポケットモンスター」の放送初期に、作画監督などで携わった山本天志が務めた。
キャスト、山本監督からのコメント全文は以下の通り。
【井上喜久子(カプサイジ役)】
暴れん坊でカプっカプっとすぐに噛みつき困ったところの多いカプサイジですが、アキラちゃんに出会い、新たな一歩を踏み出します! ハバネロポケモンなので一瞬映るピザのシーンや、頑張っている姿、涙が溢れるシーンなど…… 見どころ満載です。
アキラちゃんのおかげで成長していくカプサイジの姿を、ぜひ皆様も一緒に応援していただけたらうれしいです!
【井上ほの花(アキラ役)】
1分という短い時間かもしれませんが、そのなかに、アキラちゃんとカプサイジの物語がギュッと詰まっています。
見どころはたくさんあるのですが、アキラちゃんの最後のセリフがとても好きです! そこから2人の新たな旅が始まっていくのか、旅の途中いろいろなことを経て、絆が生まれての言葉なのか、どちらともとれる、観てくださった方の解釈次第のセリフになっているところがステキだな~と思いました!
また、アキラちゃんに出会って成長していくカプサイジを見ると、ジーンとくるものがありました!
【山本天志(監督)】
そのカプサイジは、やんちゃで気に入らないとすぐ相手を噛んじゃって、いつのまにか森でひとりぼっちに。引っ越しで友達やチームメイトと遠く離れた女の子、アキラも、ちょっとひとりぼっち。
出会ったカプサイジとアキラは、ポケモンバトルや遊びや何度も仲違いと仲直りを繰り返して、心を通わせていきます。でもある日、怪しいバトルに巻き込まれてしまい?
1980年代にポケモンアニメがあったら……そんなコンセプトの短編、楽しんでいただけると幸いです。