オリビア・ワイルド(「ドント・ウォーリー・ダーリン」)とガエル・ガルシア・ベルナル(「カサンドロ リング上のドラァグクイーン」)が、新作サイコロジカルスリラー「Monkey Hill(原題)」に主演することがわかった。
米Deadlineによれば、本作は作家ポール・セローの短編小説を映画化する企画。ホワイトカラー犯罪(社会的地位の高い人物による財産や信用に関する犯罪)の容疑をかけられた相続人が、夫とともにインドの豪華リゾート施設に身を隠し、拡大する騒動から目を背けるようにセックスやスピリチャルな遊びで気を紛らわす一方、彼らに仕えるホテル従業員たちは毎晩、人々が深刻な水不足に苦しむ村に帰っていく。やがて夫婦が安全だったホテルの外へ出たとき、運命という眠れる巨人が目を覚ます、というストーリーのようだ。
新作「Monkey Hill(原題)」は、サラ・アディナ・スミスが監督・脚本を務める。スミスはこれまで映画「バスターの壊れた心」「バーズ・オブ・パラダイス」などを手がけたほか、ブリー・ラーソン主演のアップルTV+のドラマ「レッスン in ケミストリー」で米監督組合賞を受賞。また、「ゲーム・オブ・スローンズ」の新スピンオフドラマ「A Knight of the Seven Kingdoms(原題)」シーズン1で監督を務めている。