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「空気階段」水川かたまり初主演映画「死に損なった男」に正名僕蔵、唐田えりか、喜矢武豊、堀未央奈、森岡龍!

映画.com 2024年11月5日 11時0分

 お笑いコンビ「空気階段」の水川かたまりが主演し、「メランコリック」の田中征爾監督がメガホンをとる「死に損なった男」に、正名僕蔵、唐田えりか、喜矢武豊、堀未央奈、森岡龍らが出演することがわかった。さらに、「インパルス」の板倉俊之が、劇中コント監修に参加していることも発表された。

 物語の主人公である構成作家・関谷一平(水川)は、お笑いの道に憧れ、夢を追いかけながらも、殺伐とした社会と報われない日々に疲弊していた。関谷はついに、駅のホームから飛び降りることを決意するが、隣の駅で人身事故が発生。タイミング悪く死に損なった関谷の前に男の幽霊が現れ、「娘に付きまとっている男を殺してくれないか?」と、とんでもない依頼を持ちかけられる。「男を殺すまで取り憑く」という幽霊の脅迫に、関谷がとった選択とは――? “死に損なった男”は、数奇な運命をたどることになる。

 正名(「PICU 小児集中治療室」)が演じるのは、関谷に取り憑き、娘に付きまとう男の殺害を依頼する幽霊の森口友宏。関谷とバディ関係となり、さまざまな問題に挑む。そんな森口の娘・綾に、唐田(「極悪女王」)が扮する。「ゴールデンボンバー」のギター担当である喜矢武(「静かなるドン2」シリーズ)は、綾に執拗に付きまとい、命を狙われることになる若松克敏役を担う。

 元「乃木坂46」の堀(「遺書、公開。」)が、関谷が構成作家として働く芸人事務所「金子プロ」の同僚・竹下希役、森岡(「怪物」)が事務所の後輩にして売れっ子作家として活躍する沢本五郎役を務めた。さらに、「金子プロ」に所属するお笑い芸人として、「マルセイユ」の別府貴之と津田康平、「エレガント人生」の山井祥子ら、多数のお笑い芸人が参加している。

 「死に損なった男」は、2025年2月21日から全国で公開される。新キャストのコメントは、以下の通り。

■正名僕蔵(森口友宏役)

 あえて言わせていただきます。この映画は、うだつのあがらない主人公と、彼にとり憑いたうっとおしいオジサンを二時間眺め続ける映画です。水川かたまりさん演じるやたらとまばたきの多い主人公と、私演じるとにかくしつこいオジサンの二人組なんて、普通に考えたら5分で見飽きることでしょう。ですが、あえて言わせていただきます、二時間まったく見飽きない作品となっております。これはひとえに、田中監督の脚本&演出のマジックによるものです。そのマジックに、ぜひ映画館でどっぷり浸っていただけたら幸いです。

■唐田えりか(森口綾役)

 「死に損なった男」が、ついに情報解禁ということで、ほんとうに嬉しく思っています。現場で、みなさんのお芝居を感じながら、自分がどんどん自由に、解放されていく感覚がありました。笑いが絶えないあたたかい現場でした。本作はユーモアを交えながら、緊張感ある中でたくましく進んでいく優しい物語です。ぜひ劇場で、体感してほしいです。

■喜矢武豊(若松克敏役)

 普段優しそうに見えるけど人としてダメな悪い男、いわゆるDV野郎を演じました。今までやったことのないキャラクターなので、自分なりに楽しんで怖そうな人をやらせていただきました。役者さんも素晴らしく、個人的に水川かたまりさんの演技が面白いというかとても素敵で撮影中ずっと見ていられました。田中征爾監督とのタッグでとても良い世界観になっていると思いますので映画「死に損なった男」を見損なわない様にぜひ劇場に遊びに来てください!

■堀未央奈(竹下希役)

 竹下希役を演じさせていただいて、希の仕事がとにかく大事で物事をはっきりと伝えるちょっと強めな性格が自分自身の性格と重なる部分があり、演じていて共感する部分がたくさんありました。水川かたまりさん演じる一平さんが死に損なう事で様々な変化や出来事が起こっていきます。かたまりさんにしか出せない空気感が映画全体を包みこんでいて、ご一緒させていただいて演じながら私もとても心地が良かったです。見終わった後に明日ももう少し自分のペースで頑張ってみようかなと思っていただけたら嬉しいです。

■森岡龍(沢本五郎役)

 映画「死に損なった男」で描かれるのは、どこかで自分の人生を、「生き損なった人たち」の姿だと思う。「死と生」が隣り合わせのように、「夢と挫折」も、「笑いと涙」も、「希望と絶望」も、やっぱり表裏一体なのだと、この映画から教わりました。主演・水川かたまりさんの美しい瞳と横顔が、とても印象に残っています。ぜひ、劇場でご覧ください。

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