トム・クルーズが1990年のNASCARレース映画「デイズ・オブ・サンダー」の続編の製作をパラマウントと協議していることが分かった。
同作は、ストックカー・レースに賭ける青年の姿を、迫力のレースシーンを盛り込んで描く青春ロマン。「トップガン」を大ヒットに導いたドン・シンプソンとジェリー・ブラッカイマーがプロデュースを手掛け、トニー・スコット監督がメガホンをとり、クルーズが主演を務めたが、製作費6000万ドルに対して全世界興収は1億5700万ドルと興行的には振るわなかった。
パラマウントは、リブート版をParamount+向けのドラマシリーズとして企画したが、多忙を極めるクルーズが却下。しかし、 米ハリウッド・レポーターによれば、クルーズは「トップガン マーヴェリック」と「デイズ・オブ・サンダー」それぞれの続編についてスタジオと話し合っていると報道。関係者によれば、ブラッカイマーも同プロジェクトに関与しているという。
クルーズは、ワーナー・ブラザース/レジェンダリー製作、「レヴェナント 蘇えりし者」のアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督のタイトル未定の新作映画の撮影が控えているほか、ユニバーサルでは、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のダグ・リーマン監督との再タッグ作を開発している。また、ストライキの影響などで大幅な遅れが生じていた「ミッション・インポッシブル」シリーズ第8弾はようやく撮影を終え、来年5月の全米公開に向けてポストプロダクションが進行中だ。