ドルビーシネマ版「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」が、「Dolby Cinema Japan Awards 2024」で「初 Dolby Cinema賞」を受賞したこと記念して、同作のリバイバル上映が決定した。11月15日から全国10館で実施される。
京都アニメーションが手がけた「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、暁佳奈氏による「第5回京都アニメーション大賞」で大賞に輝いたファンタジー小説(京都アニメーション刊)の映像化。かつて軍人として大戦に参加したヴァイオレット・エヴァーガーデン(CV:石川由依)が、手紙の代筆業である「自動手記人形」として働くなかで、さまざまな人々の心に触れ、大切な人からの「愛してる」という言葉の意味を探していく姿を描く。2018年にテレビアニメが放送され、19年に「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ‐永遠と自動手記人形」、20年に「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」が公開された。
「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、日本の新作劇場用アニメーションとしては初めて、独自のシアターデザインや高音響、高画質により上質の映画体験を提供するドルビーシネマで公開された作品。システムに合わせたHDR仕様のカラーグレーディングを改めて施し、よりクリアでシャープな仕上がりとなるよう「FORS EX PICTURE」によるアップコンバートが行われている。
リバイバル上映では、初公開の20年当時からドルビーシネマ上映劇場が3館追加。入場特典として、当時配布された「ドルビーシネマ鑑賞記念レプリカチケット」の復刻版がプレゼントされる。
公式サイトでは、石立太一監督とドルビーシネマ版の製作に携わったスタッフの対談が掲載されている。全上映館は以下の通り。
■ドルビーシネマ上映シアター(全国10館)
(東京)丸の内ピカデリー
(東京)新宿バルト9
(埼玉)MOVIXさいたま
(神奈川)T・ジョイ横浜
(北海道)TOHOシネマズすすきの
(愛知)ミッドランドスクエア シネマ
(大阪)梅田ブルク7
(大阪)TOHOシネマズ門真
(京都)MOVIX京都
(福岡)T・ジョイ博多