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【本日配信】中島健人の海外ドラマデビュー作「コンコルディア Concordia」 第1話のあらすじ詳細が判明

映画.com 2024年11月8日 10時0分

 中島健人が海外ドラマデビューを果たし、「ゲーム・オブ・スローンズ」のフランク・ドルジャーが制作総指揮を担うHuluオリジナルの大型国際ドラマ「コンコルディア Concordia」が、本日11月8日から独占配信される。この記事では、第1話の詳細と見どころをご紹介。あわせて、11月9日の深夜25時35分~26時35分(時間変更の可能性あり)に、日本テレビ系の「&Hulu」で、本作を含めたHuluオリジナルの5作品が特集されることがわかった。

 第1話は、車のなかのモニターに映し出された、「この映像を見てるなら、俺はこの世にいない――」という、若い男性の衝撃的な独白でスタートする。物語の舞台となるコンコルディアは、AIと監視カメラでモニタリングされている最新鋭の町。犯罪を未然に防ぐことが可能となったこのコミュニティでは、これまで20年間、大きな犯罪もなく、住民たちは安全で快適な生活を享受していた。そんな実験的な試みを経て、いよいよ本格的な拡張計画が始動し、間もなくドイツに、コンコルディアのシステムを導入した第2の都市が誕生しようとしていた。劇中では、そんなコンコルディアがもたらす完璧な社会像を、リアリティ溢れる描写で描き出す。

 しかし、そんなユートピアだったはずのコンコルディアに、暗雲が立ちこめる。犯罪とは無縁だと思われていた町で、殺人事件が起こり、コンコルディアの拡張を押し進めてきたドイツ・ザクセン首相のハンナ・ブレマー、コンコルディアCEOのジュリアナ・エリクセン(クリスティアーネ・パウル)たちの間に激震が走る。そこで、ロンドンから派遣されたのは、危機管理専門家のシア・ライアン(ルース・ブラッドリー)。彼女は拡張計画を遂行するため、コンコルディア内部の捜査主任イザベル・ラーソン(ナンナ・ブロンデル)、そして町の心臓部である最先端AIシステムの生みの親で、最高技術責任者であるA・J・オオバ(中島)らの協力を仰ぎ、捜査を進めていく。

 コンコルディアの住人は、果たして守られているのか、監視されているのか――本作は、見る者の価値観に問いかける物語に仕上がっている。ショーランナーのフランク・ドルジャーは、「登場人物のひとりが言うように、リスクをもたらすのはテクノロジーではなく、作成したシステムを設計し監視する人々です。物語のその側面を表現することに加えて、現代の私たちにとってプライバシーを守ることがどの程度実現可能なのかということも、ドラマティックに表現したい」と語る。「このドラマを見る人が、コンコルディアのような世界に住むのはどのようなものかを想像するきっかけになれば幸いです。そして、皆さんは24時間カメラに映っていることをどう感じるでしょうか?」と、メッセージを託した。

 あわせて「&Hulu」で、時代性に富んだコンテンツを配信し、日本人俳優が世界の俳優たちと共演する国際共同制作ドラマである、Huluオリジナルの全5作品の見どころが放送されることがわかった。最新作「コンコルディア Concordia」をはじめ、世界90カ国以上で放送・配信されているサバイバルスリラー「THE HEAD」シーズン1(山下智久出演)とシーズン2(福士蒼汰出演)、ドルジャーが手がけた大型深海SFサスペンス「THE SWARM ザ・スウォーム」(木村拓哉出演)、人気漫画「神の雫」を大胆にアレンジしたヒューマンドラマ「神の雫 Drops of God」(山下出演)などの魅力が紹介される。

 「コンコルディア Concordia」(全6話)は、11月8日からHuluで独占配信開始。毎週金曜に、新エピソードが更新される。

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