トム・ホランドが主演を務める「スパイダーマン」シリーズ第4弾の日本公開が、2026年夏に決定。監督は、これまでのシリーズ3作品を手がけたジョン・ワッツから、「シャン・チー テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットンにバトンタッチする。全米では2026年7月24日に公開予定。
「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」に続くシリーズ最新作。マーベル作品の秘密を漏らしてしまうことが多く、“ネタバレ王子”の異名を持つホランドは、アメリカのテレビ番組「Good Morning America」や「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」などに出演し、撮影開始は2025年の夏だと発言。
ポッドキャスターのリッチ・ロールの番組に出演した際には、「次も最高のスパイダーマンを届ける義務があり、そのクオリティに誠実であることが本当に重要だと思っています。スタジオは非常に協力的で、僕をクリエイティブ・ルームに歓迎してくれたことを感謝しています。今アクセル全開で作業をしていますが、まだ調整が必要な部分がたくさんあるんです」と、クリエイティブ面でも参加していることを明かしている。
さらに、ストーリーのドラフトに関しては「ゼンデイヤと一緒に読んで、時々部屋で跳び跳ねてしまうほど興奮しました。これはファンの尊敬に値する本物の映画になる」と太鼓判を押す。
ファンにとっては、原作コミックでスパイダーマンの宿敵として描かれるヴェノムの存在も気になるところ。「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」のラストシーンから始まる「ヴェノム ザ・ラストダンス」(公開中)に主演するヴェノム/エディ・ブロック役のトム・ハーディは、同作のニューヨーク・プレミアでヴェノムに別れを告げるファンへのメッセージを求められた際、シリーズとしては最後の作品としながらも、「実際にはヴェノムにさよならするのではなく、最後の舞台(ラストダンス)へようこそと言うべきでしょう。ヴェノムの物語はまだ終わっていない。彼にはまだまだやることが、たくさんある」と発言し、今後が描かれる可能性を残している。
また、スパイダーマンとのクロスオーバーを聞かれると、「トム・ホランドは、最高のスパイダーマン」と称賛した上で、「彼と一緒に仕事をしてみたいですね。誰かが私を必要としてくれるなら、喜んで参加する」と意気込みを見せている。