米ユニバーサル・ピクチャーズが、人気玩具LEGO(レゴ)を題材にした実写映画3本を企画していることがわかった。米Deadlineによれば、「ジュマンジ」シリーズのジェイク・カスダン、「ワンダーウーマン」のパティ・ジェンキンス、「アントマン」のジョー・コーニッシュが監督を務める。
各3作品のプロットの詳細は不明。カスダン監督作は「イエスマン “YES”は人生のパスワード」のアンドリュー・モーゲルとジャレッド・ポールが脚本を執筆している。ジェンキンス監督作は「ワンダーウーマン 1984」のジェフ・ジョンズとジェンキンス監督が共同で脚本を執筆。コーニッシュ監督作はヘザー・アン・キャンベルの草稿をコーニッシュ監督がリライトしている。
フィル・ロード&クリストファー・ミラー監督による2014年のアニメ映画「LEGO(R) ムービー」以降、続編「レゴ(R) ムービー2」(マイク・ミッチェル監督)、スピンオフの「レゴバットマン ザ・ムービー」(クリス・マッケイ監督)と「レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー」(チャーリー・ビーン監督)はすべて米ワーナー・ブラザースが製作・配給し、4作品で世界興収10億ドル超を記録した。ワーナーの契約満了に伴い、ユニバーサル・ピクチャーズが2020年にLEGO社と5年間の独占契約を締結。ユニバーサル傘下のフォーカス・フィーチャーズが製作・配給した、ファレル・ウィリアムスの半生をレゴで描くアイメーション伝記映画「Piece by Piece(原題)」は今年10月に米公開され、映画レビューサイト「Rotten Tomatoes(ロッテントマト)」で観客スコア90%を記録している。