パラマウントの大作「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」のリドリー・スコット監督と主演俳優ポール・メスカルが、スコット監督の次回作となる20世紀スタジオの「The Dog Stars(原題)」で再タッグを組むことになりそうだ。米Deadlineが報じた。
ピーター・ヘラーの同名小説を映画化するサバイバル映画。パンデミックがアメリカ社会を壊滅させた近未来を舞台に、廃墟と化した空軍基地で孤独な生活を送る民間人パイロットとタフな元海兵隊員と愛犬が、偶然受信した無線通信をきっかけに、よりよい生活を求めて危険を承知で外の世界へ飛び出していくというストーリーだ。
スコット監督は、ビージーズの伝記映画を次回作として予定していたが、多忙を極めるメスカルのスケジュールが確保できる期間が見つかり、「The Dog Stars(原題)」を次回作に決めたという。メスカルの出演交渉がまとまれば、「欲望という名の電車」のブロードウェイ公演後の来春に撮影を目指す。
脚本は、「レヴェナント 蘇えりし者」「ツイスターズ」のマーク・L・スミス。スコット監督とマイケル・プルスが、スミス、クリフ・ロバーツとともにスコット・フリーでプロデュースを手掛ける。
スコット監督、メスカル主演の「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」は11月15日全国公開。