ドウェイン・ジョンソンが主演し、クリス・エバンスが共演する「レッド・ワン」(公開中)の特別映像「クリスマス編」が披露された。
本作は、サンタクロースの護衛隊長にして、子どもたちの笑顔を糧に自身の仕事をまっとうする心優しいマッチョ、カラム (ジョンソン)と、世界一の追跡者(トラッカー)にしてお金のためならなんでもする賞金稼ぎであり、サンタクロースの存在を一切信じないジャック(エバンス)が手を組み、クリスマス・イブ前夜に誘拐されたサンタクロースの救出に挑むというアクションコメディアドベンチャー超大作。「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」「ジュマンジ ネクスト・レベル」でジョンソンとタッグを組んだジェイク・カスダン監督がメガホンをとっている。
特別映像で、カラム役のジョンソンは本作でプロデューサーとしても参加しており、この作品について「伝統的なクリスマスを少しアレンジしたんだ」と話す。サンタクロースの物語は世界で最もよく語られる話の一つだが、本作の制作陣は驚くほど現代的な姿にイメージを一新させた。北極は透明な巨大ドームに覆われた大都市であり、ヒューマノイドやトロール、鬼など、ありとあらゆる種族が協力し合って暮らしている不思議な街が描かれており、世界中の全てのクリスマスプレゼントの製造拠点となっている。
そんな世界観についてジョンソンは「北極の住人が登場するクリスマス映画はこれまでにも制作されているし、そして今後も、北極が描かれるクリスマス映画は続々と制作されるでしょう。しかし私たちが作り上げた北極は、これまでのクリスマス映画のものとは一味違います。広大で輝きに満ちていて、とにかくカッコいいんです。ジェイク監督は今作品の北極で、視聴者をあっ!と驚かせたがっていました。素晴らしい仕上がりになっています」と制作陣を絶賛した。
今までにない予測不可能なクリスマスの物語を描くことが本作の最大の目標であった本作。カスダン監督いわく、すべてにおいてスケールが巨大であるということが、今作品の楽しみの1つであるという。「スケールや目標という観点からみると、この作品は私が今まで制作した中で間違いなく一番の大作です。もし私たちがめざしたような作品に仕上がっているならば、誰も今までに観たことのないようなクリスマス映画を作ったことになります」と語った。
「レッド・ワン」は公開中。