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「西部戦線異状なし」エドワード・ベルガー監督×レイフ・ファインズ! 「教皇選挙」25年3月20日公開決定

映画.com 2024年11月20日 19時0分

 「西部戦線異状なし」で第95回アカデミー賞国際長編映画賞ほか4冠を達成したエドワード・ベルガー監督の最新作「Conclave(原題)」が、「教皇選挙」の邦題で、2025年3月20日に日本公開されることが決定した。

 全世界に14億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派・カトリック教会。本作は、その最高指導者にしてバチカン市国の元首であるローマ教皇が死去したことから始まる。悲しみに暮れる暇もなく、ローレンス枢機卿は新教皇を決める教皇選挙“コンクラーベ”を執り仕切ることに。世界中から100人を超える強力な候補者たちが集まり、システィーナ礼拝堂の閉ざされた扉の向こうで極秘の投票が始まった。票が割れるなか、水面下で蠢く陰謀、差別、スキャンダルの数々。ローレンスはその渦中、バチカンを震撼させるある秘密を知る――。

 ローレンス枢機卿を演じるのは、「シンドラーのリスト」「イングリッシュ・ペイシェント」でアカデミー賞助演男優賞と主演男優賞ノミネート経験をもち、「ハリー・ポッター」シリーズでのヴォルデモート卿や、「007」シリーズでのMなど、大ヒットシリーズ作品でもおなじみのイギリスの名優レイフ・ファインズ。さらに、スタンリー・トゥッチ(「プラダを着た悪魔」)、ジョン・リスゴー(「スキャンダル」)、イザベラ・ロッセリーニ(「ブルーベルベット」)といったベテラン俳優たちが脇を固める。脚本は「裏切りのサーカス」でオスカーにノミネートされたピーター・ストローハンが担当している。

 米ロサンゼルスで開催されたテルライド映画際において、世界初披露となるワールドプレミア上映が8月30日(現地時間)に行われ、「あの結末は予想できなかった」(IndieWire)、「最高のアンサンブル・キャスト」(Entertainment Weekly)、「抜群に面白い」(Variety)といった絶賛の声に溢れた。さらに、アメリカのレビューサイト「Rotten Tomatoes」では、批評家たちから92%、観客から85%の高評価を獲得している(11月18日時点)。

 「教皇選挙」は、25年3月20日からTOHOシネマズ シャンテほか全国公開。

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