新川優愛と塩野瑛久が、テレビ東京で2025年1月8日から放送されるドラマNEXT「五十嵐夫妻は偽装他人」(毎週水曜深夜24時30分~)で主演を務めることがわかった。
原作は、2022年に「U-NEXT Comic」で配信開始された海石ともえ氏の同名漫画。ヒロインは、勤めていた会社をとある事情で辞め、インテリアメーカー「サムラスジャパン」に転職した会沢真尋。優秀で人当たりの良い真尋は、新しい職場で順風満帆な日々を送っていたが、彼女の前に別居中の夫・五十嵐直人が現れる。真尋の転職先を知らなかった直人は、偶然にも同じ会社に転職してしまったのだ。一緒に働くことになってしまった2人は、周囲に気を使わせないため、他人を装って働くことにするが、それが原因でさらなる恋愛沙汰に巻き込まれていく。
新川が演じるのは、夫婦生活がうまくいかず、夫の直人と別居中の真尋役。直人と同じ商社で働いていたが、1カ月前に転職し、「サムラスジャパン」のコントラクト事業部・営業担当に。職場では明るくしっかり者だが、 我慢強い性格ゆえにプライベートでは甘え下手で、自分を素直に出せないところがあるキャラクターだ。
新川は、ドラマ「いつまでも白い羽根」(フジテレビ系)や、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」、「クラスメイトの女子、全員好きでした」(日テレ系)などのドラマに出演するほか、雑誌「MORE」「BAILA」(集英社刊)の専属モデルとしても活動。本作に出演するにあたり、「恋愛や結婚というテーマの中に、それぞれのキャラクターの人生や思いが垣間見える今作は、『道は前だけじゃない、後進してもいいじゃない』と、たくさんの方に寄り添えるのではないかと思います。ご期待ください!」とコメントを寄せた。
ともに主演を務める塩野は、真尋の夫で、「サムラスジャパン」のコントラクト事業部の次長として着任することになる直人役を担う。直人は偶然、妻の真尋と同じ職場に転職してしまい、コントラクト事業部の次長として着任。若くして仕事を完璧にこなし職場で頼られる 一方、理屈っぽく結婚や恋愛において気持ちを素直に表現することが苦手という役どころだ
現在放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」、「ゴールデンカムイ 北海道刺青囚人争奪編」(WOWOW)、「無能の鷹」(テレビ朝日系)に出演するなど、ドラマをはじめ、映画、舞台と多方面で活躍する塩野は、「“もだもだ”というのがキーワードとのことで、はじめは聞き馴染みがなかったのですが、五十嵐夫妻を見ていると段々『もだもだしやがって』という感想を持つようになりました」と話し、「撮影では、現場でのセッションを大事にしていきたいと思います」と意気込みを語った。
ドラマNEXT「五十嵐夫妻は偽装他人」は、テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ 九州放送で25年1月8日より毎週水曜深夜24時30分から放送。「ネットもテレ東」(テレ東 HP、TVer)にて見逃し配信される。U-NEXTで、25年1月1日午後9時より独占先行配信されることが決定している。
キャストと制作陣のコメント全文は以下の通り。
【新川優愛】
「五十嵐夫妻は偽装他人」、原作のタイトルを知ったとき、とても驚きました。
偽装他人? しかも別居中? え? えぇ?と、一瞬で惹かれました。
そして読み進めていくうちに、いつのまにか真尋に寄り添い、だけど周りの登場人物にも感情移入してしまう。恋愛や結婚というテーマの中に、それぞれのキャラクターの人生や思いが垣間見える今作は、「道は前だけじゃない、後進してもいいじゃない」と、たくさんの方に寄り添えるのではないかと思います。
ご期待ください!
【塩野瑛久】
夫婦でありながら他人を偽装するという斬新な設定でありつつも、 中身は王道なラブコメ要素もある作品だなと思いました。
“もだもだ”というのがキーワードとのことで、はじめは聞き馴染みがなかったのですが、五十嵐夫妻を見ていると段々「もだもだしやがって」という感想を持つようになりました。ちょっとした言い方の違いや伝える順番で夫婦喧嘩というのは起こりがちなイメージです。撮影では、現場でのセッションを大事にしていきたいと思います。
【原作:海石ともえ氏】
まさかの実写化に驚きを隠せません。キャストの皆さまも本当に豪華で…ありがとうございます。ドラマでは原作のテンポを活かしながら、登場人物たちの葛藤や心情に更に深みを出していただきました。コミカルなシーンも多く、観たあと必ず元気になれるドラマだと思います。皆さまにも五十嵐夫妻の成長を楽しく見守っていただければ幸いです。
【プロデューサー:江川智氏(テレビ東京)】
偽装夫婦ならまだしも「偽装他人」? このドラマは別居中の夫婦が偶然同じ転職先で上司と部下になり、赤の他人を偽りながら一緒に働くことになる物語です。名付けて“もだもだ”ラブコメディー。お互い好き同士で結婚したはずなのに、長く一緒にいるうちにひとこと言いすぎてしまったり、嫌われるのが怖くて本音が言い出せなかったり、本当は甘えたいのに素直になれなかったり…。誰しもそんな経験には身に覚えがあるのではないでしょうか。そんな二人の愛おしくも“もだもだ” する行く末を、時に見守り、時にツッコミながら最後まで楽しんで頂ければと思います。