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朴性厚監督オリジナルアニメ「BULLET/BULLET」ディズニープラスで25年夏配信、特報公開 金田一士、吉松孝博らメインスタッフ発表

映画.com 2024年11月21日 13時0分

 オリジナルアニメ「BULLET/BULLET(バレット/バレット)」が、2025年夏にディズニープラス「スター」で独占配信されることが決定した。メインスタッフが明らかになっており、超特報とティザービジュアルが公開された。

 同作はテレビアニメ「呪術廻戦」第1期の監督として知られる朴性厚が原案・監督を務める完全新作のアニメシリーズ。文明が崩壊して荒野となった近未来の世界を舞台に、主人公・ギアの成長物語が描かれる。

 シリーズ構成を「ウマ娘 シンデレラグレイ」に参加する金田一士、キャラクターデザイン・総作画監督を「宇宙よりも遠い場所」の吉松孝博、コンセプト・メカニックデザインを「マクロス」シリーズの天神英貴、カーアクションディレクターを「頭文字D First Stage」(監督)の三沢伸が務める。アニメーション制作は、朴監督が率いるE&H productionが担う。

 超特報では本編映像を初公開。がれきが転がる街を舞台にしたカーアクションシーンが収録されており、メインキャラクターとおぼしき人物たちや、カートゥーン調のキャラクターなどが登場する。ティザービジュアルは、吉松と天神による描き下ろし。「オレたちの明日へ」というキャッチコピーとともに、光を放つ塔を目指して荒野を疾走するおんぼろクラシックカーが描かれており、ドライバーシートにはハンドルを握る少年、後部座席には身を乗りだしているシロクマとロボットの姿が見える。

 スタッフからのコメント全文は以下の通り。

【朴性厚(監督)】
「BULLET/BULLET」
10年前に自分が感じたものが今、フィルムになって大変うれしいです。
主人公・ギアの成長物語をみんなが見守って欲しいし、音楽や声優さんの芝居、特に今回はカーアクションを楽しんで欲しい作品です。
個人的にも憧れのスタッフたちとお仕事ができてワクワクしながら作っています。
強い想いが込められた「BULLET/BULLET」! ぜひ楽しんでほしいと思います。
ゴーアヘッド!!

【金田一士(シリーズ構成)】
この「バレバレ」を作るとなった時、目指したのはひたすらに“ご機嫌な作品”にすることでした。
破天荒な世界にワクワクし、ハチャメチャな登場人物たちに笑い、派手なアクションにドキドキする……そんなアトラクションのような体験を、肩ひじ張らずに、観ている方々に届けられればと願って、現場の皆さんと走り続けてきました。
今度は、ギアたちが走る番です。
この作品の一番の見どころは、なんといっても“車”でしょう。砂塵舞う荒野を、イカした車が疾走する――その鉄板の組み合わせが、朴監督のセンスによって超スタイリッシュでカッコイイ映像となっております。
ギアたちが愛車“バレット”で荒野を駆ける雄姿を、どうぞポップコーン片手にご堪能ください……!

【吉松孝博(キャラクターデザイン・総作画監督)】
今回、思いがけずお声をかけていただき、参加することになったこの作品。
初めてのスタジオで初めて組むスタッフとの仕事はメチャ刺激的です(現在佳境中)。
毎日鉛筆を握ってアナログとデジタルの境目を右往左往しながらアニメを作る楽しさを改めて感じております。
その楽しさが映像となって皆さんに伝わることを願っております。

【天神英貴(コンセプト・メカニックデザイン)】
以前より朴監督とは何かオリジナル作品でご一緒したいと思っていましたが、ようやく念願が叶いました。
今作は登場する全てのメカだけなく、キャラクターたちが動き回る世界観のデザインもさせていただきました。そのなかには私だけ必死に抵抗した何かも含まれますが、それは映像を観てくださればわかります!
朴監督オリジナル、愛すべきキャラクターやメカ、壮絶なアクション、荒唐無稽なストーリーをお楽しみに!

【三沢伸(カーアクションディレクター)】
今回、朴監督と 3D統括の菅くんにクルマの面倒をお願いされて、魚のように目の前に垂れた餌にパクッと喰いついてしまいました!
上がりを待ちきれず、自らCGでモーションをつけ始めてしまったのですが、常日頃使っているソフトがスタジオと違うので、CG アニメーターさんには「動きはサンプルムービーを見てね」と無茶振りをしてしまい申し訳ありませんでした。
朴監督のコンテのイメージから“バレット”を走らせるためにモーションをつけるのは大変でもありましたが、アレもコレもしたいと試行錯誤を繰り返すのが楽しく幸せな時間でした……。
どんなカーアクションになったかはぜひ観てください!

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