マーベル最新作「クレイヴン・ザ・ハンター」の特別映像(https://youtu.be/0LNsMJVV0bk)が公開された。悪名高き史上最強のハンター、クレイヴン役のアーロン・テイラー=ジョンソンと、本作の監督を務めたJ・C・チャンダー監督が映画の見どころや舞台裏を語っている。
クレイヴンは原作のマーベルコミックでは“スパイダーマンの宿敵”として描かれているキャラクターで、強靭な肉体に野獣のようなパワーとスピード、研ぎ澄まされた五感で獲物をどこまでも追跡する。動物との意思疎通も可能で、周りの猛獣たちを従えて戦う。映画では、彼がいかにしてその力を得て、悪名高き最強のハンターとなったのかという“クレイヴン・ザ・ハンター誕生の物語”が描かれる。
クレイヴン役は、「キック・アス」シリーズや「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」などスーパーヒーロー映画にも出演し、「TENET テネット」「ブレット・トレイン」でも存在感を見せたテイラー=ジョンソン。今作では鍛え上げられた美しい肉体で、生身のアクションを披露している。さらにクレイヴンの父親役をラッセル・クロウ、ヒロインのカリプソ役を「ウエスト・サイド・ストーリー」でアカデミー賞助演女優賞を受賞したアリアナ・デボーズが演じている
メガホンをとったチャンダー監督は、「これは家族の物語であると同時にギャング映画でもある」と語る。映像では、クレイヴンと“裏の世界の殺戮者”と呼ばれる父親の確執も描かれ、クレイヴン役のテイラー=ジョンソンは「生々しくリアルで厳しい世界を描いている」と監督の手腕を称える。
さらに、激しい肉弾戦や銃撃の模様も映し出され、テイラー=ジョンソンが「スタントも自分でやった。裸足でロンドンを走ったり、壁を駆け抜けたり、おかげでリアルな画が撮れた」と体を張ったアクションに挑戦したことも明かしている。
超過激なハンターであるクレイヴンというキャラクターについて、チャンダー監督は「クレイヴンは血に飢えていて、自分を楽しんでもいる。自分の意見は絶対に曲げないし、倫理的には問題だらけだ。でも、どこか魅かれてしまう」と語り、ただ狩りを楽しむだけのヴィランではないことをアピールした。
「クレイヴン・ザ・ハンター」は、12月13日に日米同時公開。