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「モアナと伝説の海」金曜ロードショーで今夜放送!あらすじ・キャストまとめ、トリビアも紹介

映画.com 2024年11月22日 20時0分

 「モアナと伝説の海2」の公開を記念し、前作「モアナと伝説の海」(2016)が本日11月22日午後9時から、日本テレビ系の「金曜ロードショー」で放送されます。映画.comでは、概要とあらすじ、キャスト情報のほか、知れば本編を一層楽しく見られる本作のトリビアをお届けします。

 今作は、「アナと雪の女王」や「ズートピア」など、ヒット作を連発するディズニー・アニメーション・スタジオが、南の島と大海原を舞台に描いた長編アニメーション。「リトル・マーメイド」「アラジン」のロン・クレメンツ&ジョン・マスカーが監督を務め、海を愛する美しい少女モアナが、島の危機を救うために冒険を繰り広げます。

 音楽を担当したのは作曲家、作詞家、劇作家、歌手、俳優、ラッパーなどマルチな才能を発揮し、3度のグラミー賞、3度のトニー賞のほか、エミー賞、ピューリッツァー賞の戯曲部門など数々の栄冠に輝き、ブロードウェイ界でも話題のリン=マニュエル・ミランダと、プログレッシブロックの分野を中心に活躍するキーボードプレイヤーでミュージカル「ライオン・キング」で音楽プロデューサーを務めたマーク・マンシーナ。そして、南太平洋の文化と物語を音楽で紡ぎ続けてきたサモア出身のミュージシャン、オペタイア・フォアイが共同で担当しました。

【あらすじ】
かつて世界を生んだ命の女神テ・フィティの心が、伝説の英雄と言われたマウイによって盗まれ、世界に闇が生まれた。それから1000年にわたり、モアナの生まれ育った島モトゥヌイでは、外洋に出ることが禁じられていた。そんなあるとき、島で作物や魚たちに異変が発生。海の不思議な力に選ばれたモアナは、いまもどこかで生きているマウイを探し出し、テ・フィティの心を元あった場所に戻すことができれば世界を救えると知り、父親の反対を押し切り大海原に旅立つ。

【キャラクター(英語版声優/日本語吹替版声優)】
●モアナ(アウリー・クラバーリョ/屋比久知奈)

心やさしく正義感にあふれる少女。幼いころのある体験がきっかけで、海と特別な絆で結ばれ、海からも愛されるようになった。伝説が息づくモトゥヌイで生まれ育ち父親は村長(むらおさ)、いずれ父の跡を継いで、島の人々のリーダーになることを期待されており、プレッシャーを感じながらも、期待に応えようと頑張っている。いつも相談にのってくれるタラおばあちゃんは、頼もしい味方。

●マウイ/(ドウェイン・ジョンソン/尾上松也)

 風と海をつかさどる半神半人。恐いもの知らずで自信満々。神に与えられた巨大な釣り針で、自然現象を自由自在に操り、どんな生き物にも姿を変える変身の達人。かつては偉大な英雄だったが、テ・フィティの“心”を盗んだことから、神の釣り針を失い、その力を使えなくなった。体には、過去のできごとを表したたくさんのタトゥーが入っている。再び英雄になるため、モアナと一緒に冒険の旅に出る。

●タラおばあちゃん(レイチェル・ハウス/夏木マリ)

 モアナのよき相談相手であり、親友でもあるモアナの祖母。島の歴史や伝説に詳しく、それを子どもたちに語り伝えている。不思議な言動が多く、島では変わり者と思われているが、モアナが海に選ばれた特別な少女であることに気づいている唯一の人物。モアナに運命を伝え、自分の心に従うよう助言する。

●トゥイ(テムエラ・モリソン)とシーナ(ニコール・シャージンガー)

 トゥイはモアナの父でモトゥヌイの村長。厳格でやや頑固だが島の人々から尊敬される頼もしいリーダーであり、娘のモアナに自分の跡を継いで欲しいと願っている。シーナはモアナの母で、愛情と思いやりにあふれた芯の強い女性。娘を危険から守りたいと思いながらも、海に出たいというモアナの気持ちを尊重し、そっと送り出してくれる。

●ヘイヘイ(アラン・テュディック)

 モアナがかわいがっているニワトリ。目の前にあるものは何でも飲み込んでしまうクセがあり、たびたび騒動を巻き起こす。うっかり舟に乗っていた事から、モアナと旅をともにすることに……。

●プア

 モアナに忠実なペットの子ぶた。元気いっぱいで天真爛漫。いつもモアナについて回っている。モアナと一緒に海に出ようとしたが、波にのまれてしまい、命からがら島に逃げ帰った。

●カカモラ

 モアナとマウイが旅の途中で出会う、見た目はキュートだが冷酷で残忍な海賊。ココナッツでできた鎧を身につけ、毒矢を武器に、欲しいものを手に入れるためなら、情け容赦なく襲いかかる。モアナの持つテ・フィティの“心”を狙っている。

●タマトア(ジェマイン・クレメント/ROLLY)

 海底にある魔物の国ラロタイで暮らす巨大なカニのモンスター。光り輝くものを集めるのが好きで、自己中心的でうぬぼれが強く、キラキラの宝物で飾り立てた自分の姿を、とても美しく最高にカッコイイと信じている。

【トリビア】
 今作には、たくさんのディズニーキャラクターたちが隠れて登場しています。まだ気づいていない方は、アニメーターたちが仕込んだ隠しネタを探しながら見てみるのもおすすめですよ。

●「リトル・マーメイド」(1991)のフランダー

マウイが歌う「You’re welcome」のシーンにいます。ディレクターチームのジョン・マスカーとロン・クレメンツが、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで最初にタッグを組んだ作品が「リトル・マーメイド」でした。

●「アナと雪の女王」(2014)のスヴェン
ほんの一瞬ですが、とても堂々と登場しています。ヒントは金色のシーン……。

●「ベイマックス」(2014)のベイマックス
冷酷なココナッツの海賊のカカモラは見た目はキュート。彼らのなかに、ベイマックスの顔を描いた子がまぎれています。

●ミッキーマウス

隠れミッキーは幼いモアナが海で遊ぶシーンに登場。海の泡のなかをよく見てみてくださいね。

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