人気俳優ライアン・レイノルズが率いる制作会社マキシマム・エフォートが、往年のアニメキャラクター「マイティ・マウス」の映画化に乗り出すことが明らかになったと、米バラエティが報じている。
「マイティ・マウス」は、1942年に「The Mouse of Tomorrow(明日のネズミ)」という短編アニメに登場した人気キャラクター。赤いコスチュームとマントを身にまとい、空を飛び回る小さなスーパーヒーローマウスは、「Here I Come to Save the Day!(困ったときは私が助けに行く!)」の決めゼリフとともに、数十年にわたって子どもたちの心をつかんできた。特に土曜の朝に放送されていたアニメシリーズは、そのテーマソングとともに世代を超えて愛されている。外見はディズニーのミッキーマウスに似ているが、こちらはスーパーヒーローでより筋肉質な体型。性格も好戦的だ。
本プロジェクトは、マキシマム・エフォートとパラマウントとのファーストルック契約の一環として企画開発が進められる。マキシマム・エフォートは、パラマウントで男性アイドルグループの再結成を描く「ボーイ・バンド(原題)」や、SF小説の実写化「スターター・ビラン(原題)」、人気児童書シリーズの映画化「エロイーズ(原題)」など、複数のプロジェクトを進行中だ。今後の展開が注目される。