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秋葉美希監督「ラストホール」が好評につきポレポレ東中野で単独上映決定!

映画.com 2024年11月27日 18時0分

 9月にテアトル新宿とテアトル梅田で開催された「田辺・弁慶映画祭セレクション2024」(弁セレ)で上映され、1週間で1000人以上を動員して話題となった秋葉美希監督・主演の「ラストホール」が、好評につき2025年1月18日よりポレポレ東中野にて単独上映されることが決定した。

 「ラストホール」は、「退屈な日々にさようならを」(今泉力哉監督)、「少女邂逅」(枝優花監督)などの話題作に出演歴のある秋葉の初長編監督作品。第17回田辺・弁慶映画祭コンペティション部門に入選し、キネマイスター賞を受賞した。自身の父親との別れの経験をもとに構想から7年かけ、“食べる×ロードムービー”として完成させた本作には、田中爽一郎、高尾悠希、優美早紀ら注目の若手俳優に加え、川瀬陽太、鈴木卓爾といったベテラン俳優も集結した。

 俳優の池松壮亮は「秋葉美希さんの気迫が素晴らしい。迷いながら投げやりに吐かれる主人公の不器用な言葉が、記憶と向き合ってきた日々の大きさと孤独を語っている。様々な葛藤や停滞を経た気迫が画面いっぱいに満ちている。乗り越えられない傷みと、確かに残る温かく優しい記憶の感触が、映画に刻まれ誰かに届くということを本気で信じて作られたこの映画に出会えて心から嬉しく思います」と、弁セレでの上映に際しコメントを寄せている。

 秋葉監督は単独上映に向け、「よりすぐりのインディーズ映画から名作まで、今まで数々の大好きな作品に出会わせてくれたポレポレ東中野さんで拙作『ラストホール』を上映していただけること、とても嬉しく思います。今年9月にテアトル新宿とテアトル梅田での田辺弁慶セレクション2024での上映を終え、そして地方上映を回ってきました。“小さな映画”を届けることの難しさを痛感しながらも、劇場に足を運んでくださった多くの方々に感謝ばかりの日々です。2025年1月18日、また東京に『ラストホール』が戻ってきます!わたしがポレポレ東中野さんで出会った忘れられない映画体験の様に、皆さまの元へ『ラストホール』が届くことを願っています」としている。上映期間中は連日イベントを実施予定。

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