「スター・ウォーズ」の最新オリジナルドラマシリーズ「スター・ウォーズ スケルトン・クルー」が、当初発表されていた12月4日から1日前倒しとなり、12月3日午前11時から配信されることが決定。あわせて、1980年代のテレビ風ナレーションで始まる特別映像(https://youtu.be/onG9J4YCYUk)と新キービジュアルがお披露目された。
本作の舞台は、ダース・ベイダー亡き帝国崩壊後の銀河。「マンダロリアン」「スター・ウォーズ アソーカ」と同じ、平和と正義の守護者・ジェダイがおとぎ話となった時代の物語だ。
特別映像では、平和な惑星で代わり映えのない日々を送っていた4人の子どもたちが、地中に埋まった持ち主不明の巨大な宇宙船を見つけたことから、広大な銀河へと迷い込む。危険なクリーチャーや宇宙海賊たちに追われ絶体絶命のピンチを迎える4人の前に現れたのは、神秘の力・フォースを操る“謎の男”(ジュード・ロウ)。互いの素性も知らぬまま、4人の子どもたちと謎の男、そしてドロイドも加わり、彼らは最小限の乗組員チーム「スケルトン・クルー」を結成し、故郷に戻るために奮闘する。
映像のテイストは、少年少女の友情や成長を描いた「グーニーズ」(1985)を彷ふつとさせ、「スティーブン・スピルバーグによる1980年代の青春冒険映画の銀河版」という評価にもうなずける仕上がり。「スター・ウォーズ」ファンはもちろん、ティーンエイジャー映画好きも楽しめる内容になっていることが垣間見える。
キービジュアルには、謎の男を中心に、まだ詳細が明かされていないさまざまなキャラクターを活写。ロウは、「スター・ウォーズ」シリーズ初参加となる本作について、「『スケルトン・クルー』には全く新しい要素がたくさんありながら、同時にとてもなじみのある『スター・ウォーズ』の世界なんです。よく知ったスター・ウォーズの銀河で、おなじみのタイプのクリーチャーもたくさん出てきます。そんななか、この物語はその銀河を知らない子どもたちの視点で描かれるので、それがこの世界に新たな光を当ててくれます。これまでの作品と同様に、本当にスリリングなストーリーになっています」と、期待をあおる。
「スパイダーマン ホームカミング」シリーズなどでも知られるジョン・ワッツ監督は、壮大な冒険に出る少年少女を演じた4人のキャストについて、「何百人もの子どもたちをオーディションしました」「素晴らしい才能のある俳優をたくさん見るけれど、そのキャラクターを完璧に体現してくれる人を待たなければならない」と明かす。
厳しいオーディションを経て選ばれた4人は、気合十分で、ウィム役のラビ・カボット=コニャーズは「時代を超越している『スター・ウォーズ』の魅力を、本作に参加することで受け継ぐことができるのはとても特別で光栄なことです」、ニール役のロバート・ティモシー・スミスは「自分の俳優としてのキャリアのなかで『スター・ウォーズ』に出演するとは思ってもいなかったので、いまだに衝撃的です」と、喜びを語る。
KB役のキリアナ・クラッターは「私の家族は『スター・ウォーズ』の大ファンでしたし、私も初めて見た時は魔法にかけられたような気持ちになりました。そんな作品に出演できることは私にとって素晴らしい経験です」と、胸中を吐露。ファーン役のライアン・キーラ・アームストロングは、ロウらとの撮影を、「撮影現場では、彼らと本当によく話し合いました。そこには多くの信頼があり、私たちは子どもではなくプロの役者として扱われたんです。私たちは『スター・ウォーズ』を作るために現場に立っていたんです」と振り返った。
「スター・ウォーズ スケルトン・クルー」は、12月3日の午後11時から初回2話が、ディズニープラスで日米同時独占配信開始(以降は毎週水曜の午後11時に配信)。