ディズニー・アニメーション最新作「モアナと伝説の海2」のジャパンプレミアが11月28日、都内で行われ、日本語吹き替え版に出演する屋比久知奈(モアナ役)、小関裕太(モニ役)、鈴木梨央(ロト役)、ソニン(マタンギ役)が出席。屋比久が劇中楽曲「ビヨンド~越えてゆこう~」、そして4人全員で映画のオープニングを飾る「帰ってきた、本当のわたしに」を歌唱し、パワフルな歌声を披露した。
海に選ばれた少女モアナの冒険を描いた「モアナと伝説の海」の続編。モアナが壮大な冒険の末に、故郷の島を救ってから3年後を舞台に、再びモアナが伝説に導かれ、引き裂かれた人々の絆を取り戻すために、風と海を司る半神半人のマウイや島の新たな仲間たちとともに、危険に満ちた冒険の旅に出る。
屋比久が歌唱した「ビヨンド~越えてゆこう~」は、モアナが愛する者たちのため、二度と戻れないかもしれない危険が待ち受ける航海に躊躇いながらも、自分を信じて、迷いや葛藤を越えてゆこうと決意する楽曲だ。
屋比久は前作でモアナが経験した成長について語り、「今回はモアナの責任と使命感がより強いものになっている」と説明。モアナの心情を歌う「ビヨンド~越えてゆこう~」は、「大切なものを守りたい、でも離れるのも怖いという葛藤と、その先に向かう恐怖が描かれている」といい、「大人になったモアナならではの感情を繊細に、そして力強く歌った」と振り返った。
本作から登場するモアナとマウイが大好きな伝説オタクの青年・モニ役の小関は、「新しい大きな波がやってきます! 映像美と音楽に癒されるし、特に音楽はたくさんのジャンルが入っているので、心を震わせる」と魅力を熱弁。鈴木は、天才肌の頼れる船大工の少女・ロトを演じ、劇中歌で人生初のラップに挑戦しており、「どこでも口ずさめるようになるまで、何度も練習した」と回想していた。
そして、自由を愛するコウモリの女神で、モアナの冒険にも大きな影響を与えるマタンギを演じたソニンは、「迷ったときや壁にぶち当たったときこそ、別の道があるよと。マタンギは、そんな大切なメッセージを伝えてくれる」と役どころを説明していた。
「モアナと伝説の海2」は、12月6日に公開。