アカデミー賞8部門を受賞したダニー・ボイル監督の映画「スラムドッグ$ミリオネア」(2008)の続編が製作される可能性があることがわかった。
米Deadlineによれば、Netflixの元幹部スワティ・シェティと大手エージェンシーCAAに所属していたグラント・ケスマンが新設した製作会社ブリッジ7が、英セラドール社から「スラムドッグ$ミリオネア」の続編映画およびテレビ化の製作権を獲得したという。
ビカス・スワラップによる小説を映画化した「スラムドッグ$ミリオネア」は、インド・ムンバイのスラム街出身で無学の青年ジャマールが、テレビ番組「クイズ$ミリオネア」で最終問題までたどり着き、一夜にして億万長者となるチャンスをつかむが、不正を疑われてしまうというストーリー。デブ・パテル、フリーダ・ピントが主演した同作は世界的ヒットを記録し、第81回アカデミー賞で作品賞、監督賞を含む最多8部門を受賞した。
なお、続編はジャマールのその後の人生を描くとのことだが、現在のところパテルやピントが続編にカムバックするかは明らかになっていない。