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松田元太、福岡で1500人を前にソロ歌唱! 尾上右近との絆エピソードも披露「お兄ちゃん的存在ですし、リスペクトしています!」

映画.com 2024年11月29日 13時0分

 松田元太(「Travis Japan」)が、11月28日に福岡で行われたディズニーの超実写版「ライオン・キング ムファサ」のスペシャルイベントに登場した。

 アフリカの大地を舞台に生命をテーマに描いたアニメーション映画「ライオン・キング(1994)」は、映画賞、音楽賞を総なめにし、2019年には超実写版が公開。ディズニー映画として世界歴代映画興収No.1となる約16.6億ドルを記録した。

 今作では、「ライオン・キング」で息子シンバを命がけで守ったムファサ王と、ムファサの命を奪った“ヴィラン”スカーの若き日が描かれる。冷酷な敵ライオンから群れを守るため、新天地を目指す旅の過程で孤児から王へ運命を切り拓くムファサ。そして、彼の運命を変える“弟”タカ(若き日のスカー)。血のつながりを超えた兄弟の絆に隠された秘密が明かされる。超実写吹き替え版では、ムファサ役を尾上右近、タカ役を松田が務め、渡辺謙がムファサとタカを追い詰めるキロス役で参加している。

 会場となった三井ショッピングパークららぽーと福岡には、過去最高の約1500人の観客が集まり、ライオンカラーの衣装を身にまとった松田元が登場すると、会場からは盛大な拍手と歓声があがった。

 今年の「Travis Japan」のツアーでも福岡を訪れた松田は、「福岡のファンの皆さんは本当にあったかくて、コンサートもワンチームで一緒に盛り上がってくれてたり、ほんとあったかくてファミリー感もあって大好きな方々です」と笑顔。「福岡は屋台もあってラーメンも大好き。替え玉もしまくり、最高替え玉は5杯!」と明かし、会場を盛り上げた。

 本作で吹替え声優に初挑戦した松田は、「ディズニー作品を観て育ってきた部分もあったので、今回こうやってお仕事に携わらせていただき、本当に嬉しかったです」と語り、「声優発表の際にも、(「Travis Japan」の)メンバーたちもよっしゃ!と喜んでくれた」と当時を振り返った。

 そして、映画の見どころについて、「ディズニー史上最も温かくて、本当に切ない“兄弟の絆”の物語となっています。本当の『ライオン・キング』は、ムファサを見ないと完成しないので、絶対に皆さんに観ていただきたいと思います!」と熱弁。自身が演じたタカ役についても「ヴィランでちょっと恐ろしいイメージがあるんですけど、今回のタカは可愛らしい時代があり、天真爛漫で無邪気で、自分にも共通点があるなと感じました」と思い入れを語った。

 さらに、「誰もいないところで吠える練習はしましたね!」と役づくりについても明かし、「ワールドツアー中に合格しましたという発表を受けて、その時アジアをまわっていたんですけども、本番1時間前に合格を聞いて、その日のファンサービスがずっとライオンの手になってました!」と告白すると、会場からは「気づいてたー!」という声も。

 初共演したムファサ役の尾上に話が及ぶと、「初めてお会いしたときに、ケンケンって呼んで! ゲンゲンって呼ぶから!と言ってくれて。自分のお兄ちゃん的存在ですし、リスペクトしています!」と仲の良さを伺わせた。そして、尾上と一緒に歌う劇中歌「ブラザー 君みたいな兄弟」について、「ムファサとタカの二頭のライオンが歌うシーンがあるんですけども、それぞれのライオンの思いが丁寧に歌詞に乗っかってたり、メロディーのラインだったり、ハモリの部分があってムファサはしっかりと土台でタカを支えるように歌ってくれて、タカはもう自由にバーッと歌うみたいな感じで、本当にストーリーとリンクしていて兄弟の絆を感じる1曲になっていますね」と魅力を語った。

 イベントでは尾上のサプライズメッセージも披露され、尾上の無茶ぶりならぬムファぶりを受け、劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」をソロで初披露することに。緊張しながらも歌い上げた松田は、「ムファぶり楽しかったです! 歌えてよかったです!」と満足そうな表情を見せた。

 「ライオン・キング ムファサ」は12月20日から全国公開。

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