「踊る大捜査線」をはじめとする「踊るプロジェクト」の最新映画2部作の後編「室井慎次 生き続ける者」で描かれる捜索無線の掛け合いシーンを、「ONE PIECE FILM RED」の谷口悟朗監督が演出していたことがわかった。
10月11日に前編「室井慎次 敗れざる者」が全国381館で公開となり、2週連続で週末観客動員No.1(※10/11~13、10/18~20興行通信社調べ)を記録。11月15日に封切られた後編「室井慎次 生き続ける者」も2週連続で週末観客動員数No.1(※11/15~17、11/22~24興行通信社調べ)を達成し、これまでに公開した映画シリーズの累計興行収入は500億円を突破している。
谷口監督が演出を担当したのは、猛吹雪の中、捜索隊が無線でやりとりする緊迫のシーン。本広克行監督が「無線の掛け合いのシーンをアニメのように畳みかけるような演出にしたい」と考えていたところ、プロデューサーから「ONE PIECE FILM RED」のシーンを見せられ、「まさにこういう演出!」とすぐさま谷口監督にオファー。本広監督が日本映画学校の先輩だったこともあり、谷口監督も即快諾したという。
該当シーンの無線の声は、「黒子のバスケ」の黒子テツヤ役をはじめ、人気作品のキャラクターを多く演じている人気声優の小野賢章が担当した。
「室井慎次 生き続ける者」は全国公開中。11月30日からは、入場者プレゼントとしてサプライズ出演が発表された青島(織田裕二)と室井の友情を象徴する「潜水艦事件」のスペシャルポストカードが配布される。