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詐欺師集団はどうやって脱税王から14億を奪い取るのか?「アングリースクワッド」本編映像公開

映画.com 2024年11月29日 18時0分

 内野聖陽が主演、岡田将生が共演し、「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督がメガホンをとった映画「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」の本編映像が公開された。

 本作は、ソ・イングク、スヨン(「少女時代」)、マ・ドンソクが豪華共演した韓国ドラマ「元カレは天才詐欺師 38師機動隊」を原作に、上田監督がオリジナリティを加えた痛快クライムエンタテインメント。上田監督にとっては、「カメラを止めるな!」公開前の2018年からプロジェクトをスタートさせた渾身の企画でもある。

 税務署に務める真面目な公務員・熊沢はある日、天才詐欺師・氷室マコト(岡田)が企てた巧妙な詐欺で、大金をだまし取られる。熊沢は親友の刑事の助けで、氷室の居場所を突きとめるが、観念した氷室から「おじさんが追ってる権力者を詐欺にかけ、脱税した10億円を徴収してあげる。だから見逃して」と持ちかけられる。

 犯罪の片棒は担げないと葛藤する熊沢だったが、“ある復讐”のために、氷室と手を組むことを決意する。タッグを組んだふたりは、クセ者ぞろいのアウトローたちを集め、詐欺師集団「アングリースクワッド」を結成。脱税王から大金を騙し取る方法を、所有者になりすまして土地を売る地面師詐欺に設定し、チームは壮大な税金徴収ミッションに挑む。

 このほど公開された本編映像は、詐欺師集団《アングリースクワッド》が結成され、脱税王から未納の脱税額10億+報酬4億円を奪い取る計画を立てる場面だ。劇場のような秘密のアジトに集合した、《アングリースクワッド》の面々である天才詐欺師・氷室(岡田将生)、元女優でどんな役にもなり切れる未来(森川葵)、当たり屋の村井(後藤剛範)、偽造のプロでメカニックの丸(上川周作)、闇金業者のルリ子(真矢ミキ)、そしてその娘で常に債権者の指詰め用トンカチを持ち歩くクレイジーな女・薫(鈴木聖奈)。氷室より、今回のターゲットである脱税をひた隠す大企業の社長・橘大和(小澤征悦)から14億を奪い取る計画が説明される。そんな中「中野北税務署の熊沢二郎と申します。経験は無いんですが、努力家な方だと思います」と詐欺の計画中だというのに律儀に挨拶をする、真面目な公務員・熊沢(内野聖陽)。今回は架空の土地取引で橘から金を奪い取る計画だという。

 その間にも調子良く熊沢に話しかける丸や、トンカチを鳴らす薫、それにブチギレる白石など、それぞれ自由奔放で既に収拾がついていない《アングリースクワッド》の面々。気弱で事なかれ主義で過ごしてきた熊沢と、このクセ者ぞろいの詐欺師集団《アングリースクワッド》の税金徴収ミッションの行方が気になる映像となっている。

 映画「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」は全国公開中。ドラマ「アングリースクワッド EPISODE ZERO」(全3話)はLeminoで配信中。

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