日本のアニメをもとにした米テレビアニメ「ボルトロン」をハリウッドで実写映画化する新作「Voltron(原題)」に、エミー賞俳優のスターリング・K・ブラウン(「THIS IS US 36歳、これから」「アメリカン・フィクション」)、シンガーで俳優のリタ・オラ(「名探偵ピカチュウ」)が出演すると米ハリウッド・レポーターが報じた。
「ボルトロン」は、東映制作の「百獣王ゴライオン」(81-82)と「機甲艦隊ダイラガーXV」(82-83)という関連性のない2つのロボットアニメを統合・再編集し、1984年から米NBCで放送されたテレビアニメ。宇宙警備軍から派遣された兵士たちがスーパーロボット「ボルトロン」を操縦し、宇宙征服を企む帝国と戦うというストーリーで、大人気を博した。2016年には、ドリームワークス・アニメーションが制作したリブート版「ヴォルトロン」がNetflixで配信されている。
米アマゾンMGMスタジオの実写映画版「Voltron(原題)」は、Netflixのアクション大作「レッド・ノーティス」を手がけたローソン・マーシャル・サーバーが監督。ヘンリー・カビル(「マン・オブ・スティール」「ARGYLLE アーガイル」)と新人ダニエル・クイン=トイが主演する。脚本はサーバーとエレン・シャンマンが共同執筆したとのことで、プロットの詳細は明かされていない。12月にオーストラリアでクランクインする。