11月29日~12月1日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。今週は、染井為人のサスペンス小説を藤井道人監督が横浜流星主演で映画化した「正体」(松竹)が、初日から3日間で動員16万6000人、興収2億200万円をあげ、初登場1位に輝いた。
2週連続1位だった「室井慎次 生き続ける者」(東宝)は今週2位となり、週末3日間で動員11万5000人、興収1億4100万円をあげた。累計成績は動員が95万人を超え、興収が13億円に迫っている。
「六人の嘘つきな大学生」(東宝)は前週と変わらず3位となった。週末3日間の成績は動員7万5000人、興収9万1800万円をあげ、累計成績は動員24万人、興収3億3500万円を突破した。
新作では、5位に人気のストップモーションアニメをCGアニメ化した「PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX」(東宝)が初登場。初日から3日間の成績は、動員4万6000人、興収5800万円となっている。監督はまんきゅう、総監修は原案及びテレビシリーズ第1期の監督だった見里朝希が務め、ヒューマンキャラクターのボイスキャストとして相葉雅紀と大塚明夫が参加した。
また9位には、宮﨑駿監督作「ルパン三世 カリオストロの城」(東宝)の公開45周年記念上映がランクイン。今回は初のIMAX上映も行われている。