鈴木伸之が主演を務め、本宮ひろ志氏の人気マンガ「サラリーマン金太郎」を新たに2部作で映画化する「サラリーマン金太郎【暁】編」の予告編、メインビジュアル、場面写真が公開された。
本宮氏が22年に渡って描き続けたシリーズ累計3000万部の原作漫画は、これまでに高橋克典、永井大の主演でテレビドラマ化、映画化されてきた。連載開始から30年を経て、破天荒な元ヤンサラリーマン・矢島金太郎の三代目に鈴木伸之が就任し、新・金太郎の誕生を告げる【暁】編と、金太郎が日本を牛耳る巨大利権に殴り込みをかける【魁】編の2部作仕立てで映画化される。
城田優、石田ニコル、文音、影山優佳、草川拓弥、橋本じゅん、尾美としのり、中田喜子、本田博太郎、浅野温子、榎木孝明が、金太郎の周囲を彩る個性豊かなキャラクターを演じる。
【暁】編の本予告映像は、念願のサラリーマン人生がスタートし、意気揚々とヤマト建設に入社するも、早々から黒川専務(尾美としのり)に楯突いてしまう金太郎のシーンから幕を開ける。時に失敗もしつつ、真っ直ぐかつ気前の良い性格で、周囲を引き込んでいくその魅力は本作でも健在だ。しかしそんな中、ヤマト建設では、大和会長らと、社内権力を牛耳ろうとする大島社長や鷹司らとの対立が深刻化していた。そして大島社長からの解任要求により、窮地に追い込まれていく大和会長。そんな劣勢を覆すべく、大島社長にも臆することなく大声で詰め寄り、満身創痍になりながらも強敵との格闘を繰り広げる金太郎が映像内に映し出されている。
メインビジュアルは、真っ赤な背景の中で拳を掲げる金太郎と、物語の脇を固める色濃いキャラクターたちがズラリと描き出されている。場面写真には、豪快に酒を飲み干す様子や刃物を突きつけられても鋭い目つきで見返す姿など、金太郎の“らしさ”が存分に溢れ出たものに加え、鷹司や大和専務、金太郎の良き理解者となる一美(影山優佳)、物語の鍵を握る老婆、加代(浅野温子)の姿も。金太郎と周囲を取り巻く存在感抜群のキャラクターたちが織りなす、色濃きヒューマンドラマを期待させる。
「サラリーマン金太郎【暁】編」は25年1月10日、「サラリーマン金太郎【魁】編」は25年2月7日より全国公開。