A24製作、ヒュー・グラント主演のサイコスリラー「HERETIC」(原題)が、2025年4月25日公開される。
「ヘレディタリー 継承」「ミッドサマー」「LAMB ラム」「TALK TO MEトーク・トゥー・ミー」といった数々のスリラー/ホラー作品で人々を恐怖に陥れてきたA24が新たに発表する“脱出サイコ・スリラー”だ。原題である「HERETIC」は直訳で“異端者“を意味し、「クワイエット・プレイス」で脚本を手掛けたブライアン・ウッズ&スコット・ベックのコンビがメガホンをとり、ホリデーシーズンである11月8日に北米で封切られ、初登場2位を記録。「ツイストがきいた華やかな脚本」(Vanity Fair)、「悪魔的な面白さ」(Entertainment Weekly)、「背筋が凍る」(The Hollywood Reporter)、「観客を怖がらせるだけでなく、鑑賞後に思わず皆で会話をしたくなる」(Boston Globe)など、観客を驚かす先の読めない練り込まれた展開に絶賛が相次いだ。
物語は、大雨の中モルモン宣教師の若いシスター2人が、ある家に布教活動に訪れるところから始まる。2人を迎えた男性は、雨に濡れるから家の中で話しませんか?と問う。シスターたちは「男性のみが住んでいる家には入れないの」と断るが、男はこう返事をする。「妻がいるよ。パイは好きかい?妻が今オーブンに入れているよ」と。その言葉を信じて家に入った2人。しかしそこは、一度入ったら二度と出られない、恐ろしい仕掛けが張り巡らされた家だった――。
「ラブ・アクチュアリー」「ノッティングヒルの恋人」「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズなどで知られる、元祖“ロマンティック・コメディの帝王”ヒュー・グラントが、本作では、その温厚でウィットに富んだ魅力を完全に封印。天才的なIQを誇り、全ての宗教に精通しているという謎の男ミスター・リードを怪演している。
パブリックイメージとのギャップが話題を集めており、「ヒュー・グラントが死ぬほど恐ろしい」(Rolling Stones)、「『パディントン2』を二度と同じようには観られないだろう。」(Time Out)、「グラントのキャリア史上、最も印象に残る演技の一つになるだろう」(San Francisco Chronicle)など評され、強烈な存在感を見せつけている。
2人のシスター役は、フレッシュな魅力を持つソフィー・サッチャーとクロエ・イーストで、迷宮のような家から脱出を試みる難しい役どころを演じ切っている。4月25日からTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。