テレビアニメ「天久鷹央の推理カルテ」の放送が2025年1月1日からスタートすることが決定した。初回は1時間枠で、第1話と第2話を連続放送。さらに、諏訪部順一、平田広明、沢城みゆきらの出演と主題歌詳細が明らかになった。第2弾PV、第2弾キービジュアルも公開されている。
原作は、現役医師の作家・知念実希人氏と、「涼宮ハルヒの憂鬱」で知られるイラストレーター・いとうのいぢ氏による、シリーズ累計発行部数350万部を突破した人気医療ミステリー小説(実業之日本社刊)。他の医師が診療困難とした患者たちが集められる天医会総合病院・統括診断部の部長である天才医師・天久鷹央(CV:佐倉綾音)が、警察すら手に負えない原因不明の殺人など、さまざまな謎を解き明かしていく姿を描く。テレビアニメ版には知念氏が脚本として参加。第1~2話は知念氏による書き下ろし完全新作エピソードとなり、鷹央が大きな獣に足を食いちぎられた青い血の男に隠された秘密に挑む。
諏訪部は天久に対して懐疑的な刑事の成瀬隆哉役、平田は警部補の桜井公康役、沢城は精神科部長の墨田淳子役を担当する。そのほか、竹内良太 櫻井孝宏、富田美憂、岩本蓮加(乃木坂46)、大塚明夫、石川由依、戸谷菊之介、若山詩音、石田彰、平野綾、青木遥の出演が決定している。
オープニング主題歌「SCOPE」を女性シンガーのAimer、エンディング主題歌「will be fine feat. Anly」を5人組男性ボーカルグループ「ゴスペラーズ」が担当する。
第2弾PVでは「SCOPE」「will be fine feat. Anly」の一部音源を披露。今回キャストが発表された、さまざまなキャラクターがボイス付きで登場している。第2弾キービジュアルは、天久を中心に、それぞれ異なる立場から物語に関わるメインキャラクターたちが描かれている。
12月14日に東京・新宿バルト9で先行上映会が開催されることも決まった。佐倉、小鳥遊優役の小野賢章、鴻ノ池舞役の石見舞菜香によるトークショーも行われる。チケット価格は2500円で、12月8日までチケットぴあで先行抽選を受け付け中。
また、公式ラジオ企画「日刊 佐倉綾音~ 天才・天久鷹央になる100日間~」も始動。主演の佐倉が約100日間のラジオ配信を目標に、さまざまな企画に挑戦していく番組となる。詳細は後日発表。
テレビアニメ「天久鷹央の推理カルテ」はTOKYO MX、とちぎテレビ、群馬テレビ、BS11で1月1日深夜12時(2日午前0時)、中京テレビで5日深夜2時46分、琉球朝日放送で6日深夜12時30分、読売テレビで6日深夜1時59分、アニマックスで25日午後6時30分から放送開始。キャスト、アーティストからのコメント全文は以下の通り。
【諏訪部順一(成瀬隆哉役)】
推理ものです。サスペンスです。
謎を解き、事件を解決に導くのは、ひとりの天才的な「診断」能力を持つ医師。
果たして、どんな事件を、どんな推理で解決していくのか? どうぞお楽しみに。
あ、私が担当するのは、そんな「名探偵」に対し懐疑的な刑事です。よろしくお願いします。
【平田広明(桜井公康役)】
警視庁捜査一課の警部補、桜井公康役を仰せつかりました、平田でございます。
この大層お堅い肩書きを見ると「平田で大丈夫か?」と思われる方も少なくないでしょう。
ご安心ください、僕も思いました。
ガチゴチに緊張して最初の収録に臨んだ時、ディレクターに言われました。
「刑事コロンボのイメージでお願いします」
何と! 僕の大好きな刑事コロンボですって♪
ますますガチゴチになりました。
どうか温かく見守ってください。
【沢城みゆき(墨田淳子役)】
墨田淳子の声を担当させていただくことになりました、沢城みゆきです。
収録自体はもう済んでいるのですが、今でも「天久」と聞くだけで、胸の奥で一度何かをぐっっと堪えた後に、はああっと大きなため息が出ます(笑)。
彼女の苦悩の理由はぜひオンエアで! 声の入った「天久鷹央の推理カルテ」にぜひご並走ください。
【Aimer(オープニング主題歌)】
テレビアニメ「天久鷹央の推理カルテ」オープニング主題歌を担当します。Aimerです。
知念実希人先生の原作小説を夢中になって読みながら、主題歌の制作に取りかかりました。
傑出した知能と飽くなき好奇心を持ち合わせ、常識に囚われず難事件を解決していく主人公・天久鷹央。
彼女自身の象徴となるような主題歌を目指して「SCOPE」という楽曲をつくりました。音楽でこの作品に関わることができ、光栄です。
天久鷹央とこの作品の魅力を、「SCOPE」が後押しできたらうれしいです。
【安岡優(ゴスペラーズ)(エンディング主題歌)】
これはチームワークの物語。天才の主人公だけでなく、それぞれの専門家、古株若手、強きもの弱きもの。
それぞれの視点から見る世界は、分け合うことでつながっていく。バラバラだった過去は、たったひとつの現在を通過して、無限の未来へ。
安岡 優(ゴスペラーズ)
【黒沢薫(ゴスペラーズ)(エンディング主題歌)】
ずっと一緒に音楽を作りたかったYaffle君のサウンドプロデュースで、以前からの仲間であるAnlyと一緒に
デュエットできた!
しかも以前から本も読んでる知念先生原作のアニメで。こんな幸せなことがあるでしょうか(いやない)?
アニメ本編の余韻がこのエンディングテーマだと思います。噛み締めて聴いていただけたら幸いです。