バカリズム原案のオムニバスショートドラマ番組「ノンレムの窓2025・新春」が、25年1月5日午後10時半から日本テレビ系で放送されることがわかった。あわせて、過去エピソードもTVerで期間限定無料配信されることが決定した。
本番組は、2022年4月に第1作が放送され、これまでに17作品のショートドラマを放送してきた。第7弾となる今作も、豪華俳優陣とスタッフが集結し、2つの新作オムニバスドラマを制作。独創的な世界観とウィットに富んだ笑いを織り交ぜ、“夢と現実”“現実と非現実”の狭間を行き来する不思議なバカリズムワールドを描く。
第1話は、バカリズムが脚本を手掛けた「前の車追ってください」。刑事ドラマでよく耳にする「前の車を追って下さい」というセリフを取り上げ、あくまで“ドラマの中の話”と思っているシチュエーションにもし遭遇したらどうするのか。“言ってしまった”乗客と、“言われてしまった”タクシードライバーが生み出す奇妙な緊張感を描く。
第2話は、ドラマ「つづ井さん」などの脚本に加えて、「タモリ倶楽部」「だれかtoなかい」など人気バラエティー番組の放送作家を担当する竹村武司が脚本を担当した「よーい、フィクション!」。バラエティー番組のディレクターだった主人公が突如、濡れ衣を着せられある制作会社に派遣されるが、そこはニュースを作る専門の制作会社「フェイクニュース会社」。テレビやメディアで報道されるニュースの9割は本当に起きた出来事だが、実は1割は国やスポンサーからの指示で作られるフェイクニュース。嘘と真実が入り交じりながら、フェイクニュースは主人公を予期せぬ方向へと誘う。
バカリズムは今回も“窓先案内人”としてドラマの幕間に登場し、斉藤由貴が演じる“顔を一切見せない謎の女性”と不思議な掛け合いを披露する。ドラマキャストは後日発表される。
「ノンレムの窓2025・新春」は、25年1月5日午後10時半から日本テレビ系で放送。バカリズムが脚本を手掛ける日本テレビの連続ドラマ「ホットスポット」も25年1月12日から放送スタートする。バカリズムのコメントと、TVerで無料配信される過去エピソード一覧は以下の通り。
【バカリズム】
今回は『ホットスポット』と作業がどん被りで(笑)、さらに他の番組の作業もどん被りで(笑)、『ノンレムの窓』をちゃんと遅れずにお届けできたことを1回ちゃんとほめてほしい。それなのにこのクオリティー!?この面白さ!?というのを視聴者の皆さんに楽しみにしていただきたいです。
執筆した『前の車追ってください』は、ほぼモノローグ進行で、今までで1番のモノローグ量かもしれないです。僕は車内の作品が得意で、3本に1本は車内の話なんじゃないか?ってぐらいですが、実績のある「車内のお話」です!
キャストに関しては、「台本なくてもいいんじゃないか?」というほど、ほぼ面白さが確定している方です! 今回は、お正月放送ということで地味にお金がかかってます! お金かかっているところがわからないことがポイントです。視聴者の皆さんに楽しんでいただくためにさりげなくお金かけたので、お楽しみに!
◆TVerで期間限定無料配信される全17エピソード
※1月5日午後11時25分までの期間限定配信
「私達の恋」 主演:風間俊介
「解約ゲーム」 主演:野間口徹
「カスタマイズ」 主演:松岡茉優
「未来から来た男」 主演:窪田正孝
「放送禁止用語」 主演:木村文乃
「パスワードが知りたい」 主演:木村多江
「匿う男」 主演:ほしのディスコ&吉岡里帆
「代行社会」 主演:佐藤隆太
「大人になってからの友達作り」 主演:木南晴夏
「夕暮れ時の葛藤」 主演:小澤征悦
「推してもいいデスか?」 主演:夏帆
「出世したくない君へ」 主演:瀬戸康史
「野崎さんの夢」 主演:森七菜
「れんあいそうかんず」 主演:滝藤賢一
「デスゲーム」 主演:斎藤工
「有終の美」 主演:遠藤憲一×本郷奏多
「PTA」 主演:松雪泰子