「キャプテン・アメリカ」シリーズで主演を務めたクリス・エバンスが、マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）に電撃復帰することが明らかになったと、米主要メディアが報じている。
エバンスは2026年5月公開予定の「アベンジャーズ ドゥームズデイ（原題）」に出演するとされるが、その役柄は明らかになっていない。エバンスが演じたスティーブ・ロジャース／キャプテン・アメリカは「アベンジャーズ エンドゲーム」で引退し、その盾はアンソニー・マッキー演じるサム・ウィルソンに受け継がれた。
一方で、エバンスは2000年代に20世紀フォックスが制作した「ファンタスティック・フォー」シリーズでジョニー・ストーム／ヒューマントーチを演じた経歴も持つ。しかし、MCUで製作中の新生「ファンタスティック・フォー」では、ペドロ・パスカルらが新たなキャストとして発表されている。
エバンスが演じるのは、スティーブ・ロジャース／キャプテン・アメリカなのか、それともジョニー・ストーム／ヒューマントーチなのか、あるいは新キャラクターなのか、気になるところだ。
同作には、「アベンジャーズ エンドゲーム」でトニー・スターク／アイアンマンを引退したロバート・ダウニー・Jr.も、マルチバースの異なる世界線から現れる最強の敵、ドクター・ドゥーム役での参加が決定している。
「アベンジャーズ ドゥームズデイ（原題）」とその続編「アベンジャーズ シークレット・ウォーズ（原題）」は、マルチバースサーガの集大成として位置づけられており、インフィニティ・サーガの集大成である「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」と「アベンジャーズ エンドゲーム」を成功に導いたアンソニー＆ジョー・ルッソ兄弟がメガホンをとる。
エバンスの出演をめぐる謎は、MCUの新たな展開を占う重要な鍵として注目を集めている。なお、エバンス本人とマーベル・スタジオは、この報道についてコメントを控えている。