俳優の赤楚衛二と女優の上白石萌歌が12月12日、神奈川・川崎のチネチッタで行われた映画「366日」の完成披露舞台挨拶に、共演の中島裕翔、玉城ティナ、新城毅彦監督とともに出席した。なお、赤楚と上白石はラ チッタデッラ 噴水広場で行われたクリスマスツリー点灯式にも参加した。
本作は、沖縄出身のバンド・HYの名曲「366日」からインスパイアされて紡がれた珠玉のラブストーリー。沖縄に住む高校生の主人公・湊（赤楚）と、湊の後輩で運命的な恋をするヒロイン・美海（上白石）が、東京と沖縄という2つの都市を舞台に、20年の時を超えた切な過ぎる恋物語を展開する。
この日の舞台挨拶では約2週間後に迫ったクリスマスにちなんで「大切な人と過ごす理想のクリスマス」を発表することに。赤楚は「バラ100本」とフリップに記載すると「デートはどんな場所でも大丈夫です。どこか行った帰りに、『ちょっと忘れ物』と言って、バラ100本用意して『メリークリスマス！』って言いたいですね」と発言。中島が「ドラマの観過ぎじゃない？」とツッコミを入れつつも、「実際されたら嬉しいかも」とまんざらでもない表情を浮かべていた。
同じ質問に中島は「プレゼント交換」と答えると「毎年Hey！ Say！ JUMPのみんなでプレゼント交換をしているんですよ」と説明し「今年は自分たちのライブでやりそうなので、いまどんなプレゼントにするのか探しているんです」と語っていた。
劇中で中島は、上白石演じる美海に思いを寄せる幼なじみの役を演じた。赤楚扮する湊とは恋敵の関係になるが、世代が近いということで意気投合。HYのライブにも2人で行くほどに仲が良くなったという。
映画公開までいよいよ1カ月を切った。赤楚は「やっと映画を観ていただけると思うと、わくわくしています」と現在の思いを述べると、上白石は「このお話をいただいたとき、すごくご縁を感じたんです」と切り出し「私の誕生日が2月28日で、赤楚さんが3月1日。366日になる閏年の2月29日が私たちの間にあるんです。すごく奇跡を感じました。そんな映画を皆さんに観ていただける日が来たと思うと、とても嬉しいです」と感無量な表情で語っていた。