クリスマスシーズンにぴったりのディズニー映画「アナと雪の女王 家族の思い出」と、「美女と野獣 ベルの素敵なプレゼント」が、本日12月13日午後9時から、日本テレビ系の「金曜ロードショー」で二本立てで連続放送されます。映画.comでは、概要やあらすじ、キャスト情報、見どころのほか、待望の「アナ雪」シリーズ最新作の進捗情報をお届けします。
「アナと雪の女王 家族の思い出」では、アナとエルサが家族と一緒にクリスマスを過ごしてないことに気づいた雪だるまのオラフが、幸せなクリスマスを2人にプレゼントするために大奮闘します。地上波初放送となる「美女と野獣 ベルの素敵なプレゼント」では、ベルと野獣が城の仲間たちと一緒にクリスマスを祝おうとするも、思わぬところで妨害されてしまいます。
物語としては、前作がそれぞれにハッピーエンドを迎えているので、観る側も身構えず、楽しく鑑賞できそう。加えて、すでにキャラクターの魅力を十分わかっているので、それぞれがハッスルする姿を見てエールを贈りたくなること、間違いなしです。
「アナと雪の女王 家族の思い出」は、サブキャラであるおちゃめなオラフが大活躍するスピンオフ映画的作品なので、オラフファンは必見です。また、「美女と野獣 ベルの素敵なプレゼント」は「美女と野獣」で野獣の下から逃げ出し、狼の群れに襲われたベルを野獣が助け出したシーンの後に続く物語。コグスワースやポット夫人&チップ親子をはじめ、たくさんのキャラが総動員した1作で、実に愉快です。
何よりも心が躍るのは、本家の「アナ雪」や「美女と野獣」と同じく、ドラマティックな物語を彩るミュージカルナンバーです。歌唱シーンはそれぞれのハイライトとなっているので、響き渡る美声に思わずうっとり。2作とも、来たるクリスマスに向けて気分を高揚させてくれるおすすめの2作です。
【あらすじ】
「アナと雪の女王 家族の思い出」
アレンデール王国の女王・エルサ(松たか子)が王国に戻り、久しぶりに城の門が開かれてから初めて迎えるクリスマス。アナ(神田沙也加)とエルサは王国の人々を招くサプライズパーティーを企画し、張り切って準備していた。しかし王国の人たちは2人に挨拶をしただけで、家族とクリスマスを過ごすために帰ってしまう。自分たちは家族とクリスマスを過ごしたことがないと、落ち込む2人。オラフ(武内駿輔)は2人を元気づけようと、みんながどんなふうに家族とクリスマスを過ごしているかをリサーチし、2人に新しい“伝統”をプレゼントしようとする!
「美女と野獣 ベルの素敵なプレゼント」
野獣(山寺宏一)の魔法が解ける前のクリスマスシーズン。ベル(伊東恵里)はクリスマスをみんなで祝おうと、準備に取りかかる。野獣にとって、クリスマスは魔女に姿を変えられた忌まわしき日だったため、それ以来、城ではクリスマスを祝ったことはなかった。初めてのクリスマスにチップ(曽根洋介)は喜び、城のデコレートを担当するアンジェリーク(麻生かほ里)も久しぶりの出番に喜びを隠せない。しかし、野獣を自分の思うままに操りたいパイプオルガンのフォルテ(壤晴彦)が、手下のファイフ(中尾隆聖)を使って彼らの邪魔をしようとする!
【キャラクター/英語版声優/日本語吹替版声優】
「アナと雪の女王 家族の思い出」
エルサ:イディナ・メンゼル/松たか子
アナ:クリステン・ベル/神田沙也加
オラフ:ジョシュ・ギャッド/武内駿輔
クリストフ:ジョナサン・グロフ/原慎一郎
「美女と野獣 ベルの素敵なプレゼント」
ベル:ペイジ・オハラ/伊東恵里
野獣:ロビー・ベンソン/山寺宏一
ルミエール:ジュリー・オーバック/江原正士(台詞)/若江準威知(歌)
コグスワース:デビッド・オグデン・スティアーズ/熊倉一雄
ポット夫人:アンジェラ・ランズベリー/福田公子(台詞)/ポプラ(歌))
チップ:ハーレイ・ジョエル・オスメント/曽根洋)
フォルテ:ティム・カリー/壤晴彦
ファイフ:ポール・ルーベンス/中尾隆聖
アンジェリーク:バーナデット・ピータース/麻生かほ里
【「アナ雪3」「アナ雪4」の最新情報】
5年ぶりに開催された8月のD23 Expoで、ウォルト・ディズニー・アニメーションが「アナ雪」シリーズの新作となる「アナと雪の女王3(仮題)」「アナと雪の女王4(仮題)」を準備中と正式に発表したことで、会場では歓喜の声が挙がりました。
ここではエグゼクティブ・プロデューサーを務めるジェニファー・リー自らが登壇し、コンセプトアートも初お披露目されました。コンセプトアートに描かれていたのは、エルサと妹のアナ、オラフが馬に乗る姿だったということで、なんとも次なる物語への想像が膨らみました。
同シリーズを手掛けてきたリー監督ですが、6年間務めたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)を退任。リー監督はこの「アナ雪3」の監督・脚本、さらに「アナ雪4」の脚本・製作総指揮を担当することがすでに報じられています。
当時「ロバート・アイガーCEOとアラン・バーグマン共同会長が、映画製作への専念を支持してくれたことに感謝しています」とリー監督自身が声明で述べたことから、それはリー自身の希望だったこともうかがえました。
「アナと雪の女王3(仮題)」は2027年11月24日に全米公開されることが発表されているので、今から楽しみに待ちたいです。