米スカイダンス・スポーツが、ベストセラー作家ジョン・グリシャムの小説「奇跡のタッチダウン 報酬はピッツァとワインで」を映画化することがわかった。
米Deadlineによれば、「ジャック・リーチャー 正義のアウトロー」のニック・サントラが手がけた脚本をもとに、「ピッチ・パーフェクト」「ショットガン・ウェディング」のジェイソン・ムーアが監督を務める。
2007年刊行の「奇跡のタッチダウン」は、「評決のとき」「ペリカン文書」といったリーガルサスペンスの傑作で知られるグリシャムがNFLの世界を舞台に描いた異色作。3番手のクォーターバックとして契約チームを転々とするリック・ドッカリーが、スーパーボウル出場をかけた大事な試合でNFL史上最悪のミスをして大怪我を負い所属チームから解雇され、イタリア・パルマでどん底からの再起を図るという物語だ。
2021年にローンチしたスカイダンス・スポーツは、ナイキの伝説的バスケットシューズ「エア・ジョーダン」の誕生秘話をマット・デイモン&ベン・アフレック主演で映画化した「AIR エア」(アフレックが監督)が大成功を収めた。映画版「奇跡のタッチダウン」はスカイダンス・スポーツのジェシー・シスゴールド、ジェイソン・リード、ドン・グレンジャーがプロデュースする。