「女王陛下のお気に入り」「哀れなるものたち」のエマ・ストーンとヨルゴス・ランティモス監督が再タッグを組んだ「憐れみの3章」が、12月25日から、ディズニープラスの「スター」で見放題独占配信されることがわかった。
本作は、第77回カンヌ国際映画祭でワールドプレミアを迎え、ジェシー・プレモンスが男優賞を獲得。ランティモス監督の“カンヌ無敗伝説”を更新し、多くの映画ファンを魅了した。そんなランティモス監督の下に、前作「哀れなるものたち」の壮麗で芸術的な唯一無二の世界をともに作り上げたストーン、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリーが再集結。さらに、プレモンス、ホン・チャウ、ジョー・アルウィン、ママドゥ・アティエ、ハンター・シェイファーら実力派俳優陣が勢ぞろいした。さらに共同脚本として、「籠の中の乙女」「ロブスター」「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」のエフティミス・フィリップとの最強タッグが復活している。
描かれるのは、第1章「選択肢を奪われ、自分の人生を取り戻そうと格闘する男」、第2章「海で失踪し帰還するも別人のようになった妻を恐れる警官」、第3章「卓越した教祖になると定められた特別な人物を懸命に探す女」という、3つの独立した物語。章が変わるたびに新たな世界に放り出されるかのような驚きと衝撃を覚えるのと同時に、同じキャストが別々の世界の違うキャラクターを演じるという画期的な演出によって、全く接点のないはずの3つの物語がいつしかリンクしていく不思議な感覚に襲われる。じっくり見ると、思わぬ描写で物語の共通点が浮き彫りになるなど、ランティモス監督の“仕掛け”がちりばめられている。
「憐れみの3章」は、ディズニープラスの「スター」で、12月25日から見放題独占配信スタート。