ミリー・ボビー・ブラウンとクリス・プラットが共演するNetflix映画「エレクトリック・ステイト」の予告編(http://youtu.be/xRXfVi2-maQ)が、このほど公開された。
本作は「アベンジャーズ エンドゲーム」などMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品や「グレイマン」など、ヒット作を数多く生み出してきたアンソニー・ルッソとジョー・ルッソのルッソ兄弟が手がけた作品。物語の舞台は、かつて平和に人間に仕えていたロボットたちがクーデターを起こし、追放されてしまった世界。人類はコントロール可能なロボットだけを残し、反乱に参加した多くの自律型ロボットをエレクトリック・ステイトと呼ばれる塀に囲まれた広大な土地に追いやり、かりそめの平穏を取り戻していた。ロボット=危険な存在という常識が広まった世界で育った主人公のミシェル(演:ミリー・ボビー・ブラウン)は、ある一体のロボットとの出会いをきっかけに常識が覆される。
映像では、死に別れた弟クリストファーとどこか似た雰囲気をまとう黄色いロボットのコスモがミシェルのもとを訪ね、思い出のハンドサインや写真を使って必死に自分がクリストファーであると伝える姿が映し出される。
失ったと思っていた弟がどこかで生きていると知ったミシェルはコスモの手を取り、弟を探す旅へ――。旅の中で彼女が出会うのは、怪しげで胡散臭い、だけど世話焼きな密輸業者のキーツ(演:クリス・プラット)と、その相棒ロボットのハーマン(声:アンソニー・マッキー)、そして、エレクトリック・ステイトに暮らすさびれかけのロボットたち。最初は“しかたなく”行動を共にする彼らだったが、次第にミシェルの思いがキーツやロボットたちの考えを変えていき「ロボットとの戦争は誤りだと気が付いた」「お前の弟を一緒に探しに行く」と頼もしい言葉をキーツがかけるなど、彼らの絆が強固なものになっていく。
ルッソ兄弟の作品は、規格外のスケールで巻き起こるダイナミックなアクションも魅力のひとつ。今後のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の超重要作と目される「アベンジャーズ ドゥームズデイ(原題)」「アベンジャーズ シークレット・ウォーズ(原題)」の監督も任されるなど、アクション超大作への挑戦は止まらない。そんな彼らが手掛ける本作では、大小さまざまなタイプのロボットが暴れまわる、息もつかせぬアクションとバトルが満載。映像では、テクノロジーを駆使した最新鋭の兵器で向かってくる敵組織との追走劇や巨大なロボットが全てを踏み潰すド迫力のバトルシーンが映し出されている。
Netflix映画「エレクトリック・ステイト」は、25年3月14日から配信。