2024年に大躍進を遂げたグレン・パウエルがSF調のエロティックスリラー映画「Homewreckers(原題)」で製作・主演を務めることが分かった。すでにハリウッドのスタジオがオファーを出しているという。
作家ニール・M・パイクによる未出版の短編3作を下敷きに、パイク自身が映画の脚本を手がける。あらすじの詳細は不明だが、情報筋によれば、「ナインハーフ」や「危険な情事」のエイドリアン・ライン監督のテイストと、「エクス・マキナ」や「シビル・ウォー アメリカ最後の日」で現代的な不安をあぶりだしたアレックス・ガーランド監督のトーンを併せ持つようだ。
米ハリウッド・レポーターによれば、レジェンダリー、ライオンズゲート、ニュー・リージェンシー、ソニー、ワーナー・ブラザースなどがオファーを出しており、熾烈な入札合戦が繰り広げられることになりそうだ。
パウエルにとっても大活躍の1年の締めくくりにふさわしいニュース。昨年末に全米公開されたシドニー・スウィーニー共演のロマコメ「恋するプリテンダー」のヒットで人気が上昇し、製作・共同脚本・主演の「ヒットマン」は高い評価を受け、ゴールデングローブ賞にノミネート。そして、ユニバーサルの大作映画「ツイスターズ」でも主演を務め、全世界興行収入3億7,000万ドル以上と好成績を収めた。
今後も、スティーブン・キング原作、エドガー・ライト監督の「バトルランナー」や、J・J・エイブラムス監督の極秘プロジェクト、「トップガン」第3弾など、話題作が目白押しだ。