ごとうにも氏による4コマウェブ漫画「えぶりでいホスト」のショートアニメ化が決定した。下野紘、八代拓、畠中祐、岡本信彦が出演し、2025年4月からテレビ東京およびBS日テレで2クール連続放送を予定。スタッフ陣も発表されている。
原作は、2020年にpixiv、ニコニコ静画、ごとうにも氏の個人サイトで連載を開始した日常系ギャグコメディ。元生命保険会社の営業・関口が、病んだ勢いで異次元の個性派ホストが所属するホストクラブ「クラブ・ワン」に転職し、保険営業で得たスキルを発揮して指名客を得ながら、とんでもないホスト生活を送る姿を描く。原作単行本は電子コミックス(KADOKAWA刊)が第3巻まで発売中で、12月24日に4巻および完結となる5巻がリリースされる。
下野は、「クラブ・ワン」の代表であり、ホスト歴20年のNo.1ホストでもある弟系ホスト・コーイチ、八代はホストクラブではハジメの名前で働く元会社員の関口を担当。畠中は色恋系のNo.2ホストのリョーイチ、岡本はオラオラ系のNo.3ホストのセンイチを演じる。
監督および脚本を「アグレッシブ烈子」のラレコが手がける。アニメーション制作は、ラレコ監督とさまざまな作品でタッグを組んできたファンワークスが担う。
下野らメインキャスト、原作のごとうにも氏、ラレコ監督、岩永さくらプロデューサーからのコメント全文は以下の通り。
【下野紘(コーイチ役)】
今回「えぶりでいホスト」で、ホスト歴“20年”の弟系ホスト「コーイチ」を演じさせていただくことになりました!!
元気な弟系だけど年齢的には……なコーイチは、妙に親近感が湧きますね~!
「ハムハム」など全身全霊で演じさせていただきました!
現実離れしたギャグなのに異様にリアルと、現職ホストも大絶賛の「えぶりでいホスト」!!
個性豊かなキャラクターがガンガン出てくるので、お気に入りを見つけつつ楽しんでご覧いただけたら幸いです。
【八代拓(関口/ハジメ役)】
原作のもつ、ゆるりとした中にもどこかはっちゃけた雰囲気がとても面白く、この世界の中で演じられることが本当に楽しみでした。
また役者陣を聞いた時にワクワクが更に膨れ上がりました。
掛け合いを全力で楽しみたいと思います。
【畠中祐(リョーイチ役)】
ものすごくテンポ感が良くて、リハVを見ながら何度も笑ってしまいました……!
逆に言うと、それほどにもうリハVから面白いこの作品に、演者がどう入っていくのかってのも試されてる気がして身震いです。
もちろん楽しくやっておりますが、勝手にこの緊張感を感じてひええぇってなっております……!
頑張ります!よろしくお願いします!
【岡本信彦(センイチ役)】
僕の演じるキャラはツンツンドライなホストです。
根本的にホストの話をユニークにした物語ではあるのですが、下野紘さんの声で「ハムハムハムハムハムハムハム、ヒメェ↑?」を聞くだけでも楽しいと思います。
ぜひ皆様もハムハムされてください。
【ごとうにも(原作)】
このような発表ができるのも、原作を愛してくれた皆さんのおかげです!
アニメ「えぶりでいホスト」は小気味よく痛快で愉快な作品なので、「ホスト物なんて見ねーわ」という方も騙されたと思って観てください!
私はホストとは縁遠く18時以降出歩かない者ですが、このアニメを自宅で観て行った気になろうと思っています!楽しみです!
【ラレコ(監督・脚本)】
ホストという仕事について詳しくはなかった私ですが、この作品に出会ったことで業界で働く人間の魅力に引き込まれました。
原作のごとうにも先生の手によって生み出されたキャラクター達の生きざまを3分という時間の中でいかに描き切るか、尺との戦いに苦しみつつも、楽しんで制作しております。
コミカルなやりとりの中にホスト達の情熱や思いが込められたこの作品を楽しんでいただければ幸いです。ご期待ください!
【岩永さくら(プロデューサー)】
原作漫画を読んだのは東京に出てきたばかりの時で、都会に対する漠然とした不安を感じていたのですが、新宿で働くキャラクター達の“個”の強さにすごく励まされ、同時に、彼らの生の空気感をアニメで見たい!と思いました。
ラレコ監督の熱とコメディセンスが加わって、元気と勇気と笑いがもらえる作品になっております!
ホストクラブという空間でなければ集まらなかった、強烈なキャラクター達の日常を是非お楽しみください!