大ヒットシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の最終章となるシーズン5の撮影が完了したことが、Netflixの公式Instagramで報告された。
企画・制作総指揮のロス・ダファーも、自身のInstagramで「キャストの多くは、まだ10歳か11歳の子どもの頃に僕らに加わった。彼らにとっては単なる番組ではなく、子ども時代の決定的な一部だった。彼らは私たちの目の前で成長し、俳優以上の存在になった。彼らは家族になったのだ」と10年間を振り返り、「彼らの献身と情熱がこの旅を支えてきた。関係者全員が、この物語を満足のいく結末に導く決意を固めていた。彼らが心血を注いで完成させたものを、私たちはこれ以上ないほど誇りに思っている。来年、皆さんと分かち合うのが待ちきれません」とつづった。
米Pop Craveの公式Xには、エル役のミリー・ボビー・ブラウンのスピーチ動画が投稿された。ボビー・ブラウンは、「みんなとお別れする心の準備が全然できていません。みんなのことが大好きだし、家族として一緒につくり上げた思い出と絆を永遠に持ち続けます」と声を詰まらせながら感謝の気持ちを伝えた。
ウィル役のノア・シュナップもInstagramにこれまでのオフショットとともに、「幼い頃はいつも仲間はずれのように感じ、自分がどこに当てはまるのかわからなかった。この気持ちを抱えたまま、気まずい時期や恥ずかしい瞬間を世界中に晒しながら、スポットライトを浴びる人生をナビゲートすることは、間違いなく普通ではない経験だった。でも、それを他の誰にもできない方法で理解してくれる素晴らしい共演者たちと分かち合えたことを光栄に思っている」と胸中を明かした。
「『ストレンジャー・シングス』は単なる仕事ではなく、生涯の夢だった。ダファー兄弟のおかげで夢が現実になった。まだ10歳の子どもだった僕にチャンスをくれて、2人にとってとても大切なものを任せてくれてありがとう。このキャストとクルーが一緒になって、とても特別なものを作り上げてくれた。『ストレンジャー・シングス』は僕にとって終わりのない物語で、永遠に僕の心の中にあるんだ」と想いをつづった。。
マイク役のフィン・ウルフハードは、クランクアップを迎えたことに「ショックを受けている」と表現。「1年間撮影して、友人たちや登場人物たちがいなくなるのはとても寂しい」。シーズン1開始当初のマイク、ダスティン、ルーカス、ウィル、ナンシー、ジョナサン、ジョーが並んだ写真などとともに、「この番組を思い出す時、この最初の写真を思い浮かべる。おふざけの若者たちが、自分たちがクールだと思っているものを作っているんだけど、本当は何が起こるか全くわかっていない。今でもそんな人たちだと感じているし、今日も彼らのそばにいられることを幸運に思っている。僕と同じように今シーズンを愛してくれることを願っている。また来年会おう」と投稿した。
最終シーズンは、シーズン4の1年後が舞台。全8話で構成され、2025年に配信予定だ。