阿部寛の主演作新作「ショウタイムセブン」のスペシャル映像がお披露目され、阿部扮する主人公の元人気キャスター・折本眞之輔がメインキャスターを務めていた報道番組「ショウタイム7」内の視聴者参加型の人気コーナー「ザ・世論調査」を模した“究極の2択”にキャスト陣が臨む姿を確認することができる。
本作は、韓国で大ヒットしたハ・ジョンウの主演映画「テロ, ライブ」を原作に、オリジナル展開を盛り込んだサスペンスエンタテインメント。「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」の渡辺一貴が監督・脚本を手がけた。
午後7時、生放送中のラジオ番組に掛かってきた1本の電話。「爆弾を仕掛けた」という男に、いたずらだと軽くあしらうのはラジオパーソナリティで、元人気キャスターの折本眞之輔(阿部寛)。直後に発電所で爆破事件が起こると事態は急変、その男は交渉人として折本を指名してきた。思わぬ形で特大スクープを手に入れ、降板させられた国民的ニュース番組「ショウタイム7」復帰へ千載一遇のチャンスが舞い降りてきた折本は、すぐさま、TV局プロデューサーの東海林(吉田鋼太郎)へ話を持ち掛ける。
「俺たちの独占だ!」と喜ぶ視聴率第一主義の東海林と共に、犯人との中継を結ぶ緊急生放送をスタート。ただ犯人も一筋縄ではいかない。犯人の要求をことごとく断ると、すかさずスタジオで爆破が起こり、現場は血が流れ悲鳴が巻き起こるパニックに。犯人は、テレビ局にも爆弾を仕掛けていた……。
“究極の2択”に挑んだのは、阿部のほか竜星涼、生見愛瑠、井川遥、吉田鋼太郎の5人。1つ目の質問は、ニュースキャスターをするなら「朝2時起き早朝番組」か「23時開始深夜番組」から選択するというもの。阿部は「どっちも嫌ですね(笑)」と悩みながらも、「少しでも早い方が良いから23時の方のニュースキャスターですかね」と回答した。一方の流星は「23時の方は夜お酒飲めないですもんね? 飲みながらやっちゃダメですよね」と問いかけ、生見が「ダメですよ!」とすかさず突っ込んで笑いを誘う。吉田は早朝番組の報を選び、「午前中には終わりますよね。そのあと娘たちと遊べるので」と父親としての顔をのぞかせた。
続いて、究極のロケ地で仕事をするなら? という質問で、「40度の灼熱砂漠」と「-20度 極寒の北極」が提示された。阿部は「両方とも経験あります」としつつ、灼熱砂漠を選んだ。「寒い方が体が動かなくなるし、セリフも出なくなるんですよ。皮膚が固まって内面性も出ないような気がします」と理由を説明した。井川も、即答で灼熱砂漠をピックアップ。「雪山でノースリーブで撮影したことがありまして、凍えると何も表現できなくなるんだな、と思いました。あれはもう二度とやりたくないですね(笑)」と過去の過酷な撮影を振り返っていた。
映画は25年2月7日から全国で公開。